問答打の問題集

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｢今まで言えんくてほんまにごめん。酔った勢いで言ってるわけじゃなくて…まぁ酒の力も借りてるんやけど、この気持ちに嘘偽りはないから｣

初めて川上さんに好きって言って貰えた。

｢山本を不安にさせてることも全部わかってても言えんかった自分が恥ずかしい…好きやで、山本……好き｣

それだけでとても嬉しくて、胸が締め付けられるほど愛おしいって思える。

｢か、わかみさん…ん、、ふ、ぁ｣

自然と、ほんとにどちからともなく、唇が触れ合う。

｢可愛い…山本｣
｢あ、だめ…ひぅｯﾝ、｣

服の上から背中を撫でられるだけでも快感がせりあがってくる。

｢はいはいはーい！終了！ここまで！もうダメ！！｣

それまでじっと、というかいるの忘れてたこうちゃんが間に割って入った。

｢今どこいるか忘れてません？誰がいるか忘れてません？続きは家でどうぞ！｣

そのまま追い出されて、帰ることにした。
隣を見ると、川上さんと目が合って笑いあった。

｢山本、好きやよ｣
｢今まで絶対言わなかったのに急にめっちゃ言うじゃん｣
｢一回言っちゃえばもう平気になった｣
｢なにそれぇ笑｣

｢僕も、川上さんのこと









大好きです！！｣









───後日談─

｢山本さん、川上さん、これ｣
｢なにこれ？｣
｢先日の居酒屋の領収書です｣
｢払えと？｣
｢いやいやいや！俺はそんなことは言いませんよ。散々愚痴の聞かされ、面倒なことに巻き込まれたなんて全然！ぜんっぜん、なんとも思ってませんから！！｣
｢｢………すみません｣｣
｢えー？払ってくれるんですかぁ？そんなぁ悪いなぁははは｣




(作者です)
途中で更新止まってすみませんでした…

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