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｢ここは……？｣
｢兎崎家の地下室……というより、死体安置所ですね。
それよりも……まずはさっきのこと、謝らせてください。言い訳をするつもりはありませんが……あなたを守るためには必要なことだったんです｣
｢……守る？｣
｢はい。……上からの指示で、あなたを殺すようにと命じられていたんです。なので、毒で気絶したタイミングで術式を解いて運び込もうとしたんですが……｣
｢……そこに俺が入ってきて、術式をかけた……ってことですよね。……本っ当にすみません！！｣
｢いえ、むしろ逆に助かりました。……この人、なかなか気絶しないので。あのままだと、本当に死んでいたかもしれません｣
……話をまとめると、上層部から私を殺す命令が出ていたので、術式で気絶させてから死体安置所に運び込み、死を偽装しようとした。
だが、予定にない新田くんの登場で、術式の悪化が止まってしまったので、眠りこけている私をそのまま運び込んだ……ということだろうか。
｢……ありがとうございます。けど、どうして家を裏切ってまで私を助けてくれたんですか？｣
｢……さっきも言ったでしょう？ あなたのことが気に入っているんですよ。……死なせたくないと思うのは、当然のことです｣
塩田さんはそう言って柔らかく微笑んだ。……久しぶりの神対応に、つい涙が出そうになるのを必死に堪える。
｢し、塩田さん……！！ ありがとう、ございます。
……それに新田くんも。ありがとうございます｣
｢あはは、俺はむしろ邪魔してもうた感じですけど……｣
｢いえ。……まさか、助けに来てくれるなんて思わなかったので……すごく、嬉しかったです｣
そう言って、再度感謝の意を伝えると、彼は少し照れた様子で微笑んだ。
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ねのあ(プロフ) - べるーがさん» あーｯ！！返信ありがとうございます、！ 読了後速攻でフォローさせていただきました……！！供給が少ないオタクとして共に更新していきましょう……！！🙏 (3月10日 18時) (
レス) id: 919a6d5cdf (このIDを非表示/違反報告)
べるーが(プロフ) - ねのあさん» わーーーありがとうございます！！ 私も初コメきてテンション爆上がりしてます⤴⤴ 更新頑張るのでこれからも応援していただけると嬉しいです……！！ (3月10日 18時) (レス) id: a87c674b3c (このIDを非表示/違反報告)
ねのあ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです……！ずっと新田姉弟の話を探していたんですが、ようやく見つけられました……！救われました、QOLが爆上がりしてます……これから応援させていただきます……！！ (3月9日 23時) (レス) @page37 id: 919a6d5cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べるーが | 作成日時：2023年4月19日 22時
