浅沼さん家の居候【浅沼晋太郎】

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「ちょ、江口くん。」

「浅沼さん、」

壮馬がルンルンで部屋を出て行った後小声で俺に話しかける浅沼さん

「ちょ、相馬くんが話してたことあんま理解できなかったんだけどもっかい説明してくれない？」

「…笑、理解したくなかったの間違いでしょ」

「まぁ、そうかも。笑」

「新しくみつけたカフェの店員さんが自分好みだったって話でしょ。なにが気に食わないんですか」

「それが、Aちゃんってことが問題なの！」

「もうそれ自分で言ってるじゃないですか笑」

「いや、違う。これは親心的な、可愛くてしょうがないだけだってば」

「じゃあ別にいいじゃないですか、別に2人がどうこうなったわけでも無いですし」

「どうこうって…、なんないよそんなの。違くて、僕まだあの店に行ったことないのに、単純にずるいなぁ、ってそれだけ。」

「笑笑」

もうなんでもいいから早よ気持ち伝えて付き合えよって思うのは俺だけだろうか。

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