親友とワンピースの世界で無双します５ (ページ24)

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あと少し…… ページ24

アキサイド

サボ｢今だ！エース周り込め!!｣
エース｢分かってる！｣

アキ｢う〜ん……惜しいけど、甘い！｣

私は向かって来たエースの攻撃をヒョイと避け、そのままエースをサボの方に投げた

エース｢うわぁぁ｣
サボ｢ばっか！こっち来んなー｣

ドカッ

そして、見事にエースはサボに直撃した

アキ｢中々、良い作戦だったよ……甘かったけど｣
サボ｢落とすなら、上げないで欲しいかな……｣

アキ｢当たれば、ダメージを喰らってたよ……当たればね｣
エース｢掠ってすらなかったじゃん｣

私はエースとサボとで、手合わせをしている

アキ｢でも、ロシィなら掠ってたかもよ｣
サボ｢…ロシィって誰だ？｣
エース｢灰猫だ。……と言うか、掠る程度なんだ｣

アキ｢まぁ、Aが1から育てたからね……そこらの甘ちゃんにやられちゃねぇ……｣

コアラ｢サボ君、この作戦なんだけどさ……｣
サボ｢ﾓｸﾞﾓｸﾞ、ん？ソリャファニンフゥハファカッタオホォヤ｣
エース｢ﾓｸﾞﾓｸﾞ、グーー｣

アキ｢サボ、食べながら喋らない…
エースは食べながら寝ない…｣

サボ｢…あー、この作戦は人数が分かった後で決めた方がいい｣

流石、参謀総長だけあって作戦には慎重だね

アキ｢コアラ、その資料見せてくれない？｣
コアラ｢はい、どうぞ｣

迷わず渡してくれたコアラに、少し心配だがまぁ……いっか

……ふむふむ

アキ｢この環境と状況なら、人数を把握しなくても問題ないよ｣
コアラ｢え？｣

アキ｢と言うか、時間が掛かれば掛かる程不利になるよ｣

私はそう言って、サボに資料を渡した

サボ｢そうか？でも………いや、待て……｣

サボは考えるように顎に手を当ててブツブツ言い出した

サボ｢……アキ、なら……下から行った方がいいのか？｣
アキ｢いや、上からだね。
そう言うタイプは司令塔がいなきゃ、何も出来ないからね｣

サボ｢そっか……ありがと！俺、ドラゴンさんに報告してくるな!!｣
アキ｢行ってらっしゃい｣

戦略ゲームなら、Aの方が得意だけど私もそれなりに出来るからね

エース｢フガッ!!……あれ？サボは｣

起きたらサボ、サボ……随分ブラコンに育ったんだね

そう言えば、ルフィが海賊になるのもあと少しか………

Aはもう、原作を忘れちゃったらしいけど……私は主人公くらいは覚えてるしね

あ〜〜………楽しみだな〜

海が騒がしくなるまで、あと少し………