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待て待て…… ページ27

アイリッシュサイド


ガチャ


アキ「A〜、アレ起きたって?」

俺をアレ呼ばわりしながら入って来たのは、ガキだった

ヒロ「アレじゃなくて、アイリッシュだよアキ……」

A「それに、お礼くらいしたらどうだ?
東都タワーからお前を連れ出し、逃がしたのは他でもないアキだぞ」

アイリッシュ「………は?」

コイツが?この虫も殺せなさそうな奴が…か?

A「むしろ、アキだから出来た事だ。警察の目線を全て把握し連れ出したんだから」

は?

アキ「Aに言われるとてれちゃうな〜。でも嬉し〜〜!!」
A「俺は本当の事を言ったまでだ。流石、アキ……」

………。


ま、まぁいい…………今はそれよりも

アイリッシュ「……さっきから言ってるAって奴はミントの事で良いんだよな」
A「あぁ、Aは俺の名前だ」

A……A………ダメだ

一切覚えの無い名前だ


アイリッシュ「随分、女々しい名前じゃねぇか」

俺は馬鹿にするように笑った

A「まぁ……女だからな」



あ?


アイリッシュ「……おい、冗談はよせ」
アキ「変装解いてあげたら?」

A「それも、そうだな」

ビリビリ


ミントは変装を破いた


ミントの顔が変装である事は分かっていた。

何故か、簡単だ。
コイツは何年も顔が変わらなかった

ただ、わかっていたのはそれだけだった


本当の顔が


A「ふぅ……これで、分かったか」

こんな成人もしてなさそうなガキだったなんて……


アイリッシュ「は?……待て待て待て」
ヒロ「分かるぞ…その気持ち……」

お前には言ってない


A「身長、体格は普通に変装でどうにかなる。
声も私からしたら変えることなど簡単。
安心しろ、お前が思っているよりは歳はある」

俺の心でも読めるのか?コイツ……


A「読心術は得意だけど、お前の顔は特別分かりやすい」
アイリッシュ「嬉しくない、言葉をありがとよ……」


こっわ……コイツの前で余計なこと考えないでおこ…


ヒロ「案外、簡単に飲み込むんだな」
アキ「ヒロは酒に逃げてたね」

A「まぁ、取り敢えず上に上がろう。後の2人は上で待ってそうだし」
アイリッシュ「……後2人居るのか……」

適材適所→←悪魔



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寝子(プロフ) - 続編移行おめでとうございます。いつも楽しみにしています。これからもがんばってください!(≧▽≦) (2021年9月3日 9時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:親友大好き人間 | 作成日時:2021年9月1日 16時

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