親友と名探偵コナンの世界でヤンチャします３ (ページ21)

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面倒臭い任務なんて、パスッページ21

Aサイド

ぐだーー

明美｢あら？A、今日仕事あるって言ってなかった？｣

仕事………組織の任務という事だ。

A｢パスした｣

ヒロ｢毎度毎度、思うがAのその無謀さはどこから出てくるんだ？………組織の命令を断るなんて……｣

ヒロが呆れたように言った

A｢無謀？そんな訳ないだろ……組織的に考えたミントの存在価値を考えた結果だよ｣

アキ｢でも、1度は受けたんだよね？｣

A｢そうだよ。でも、内容がアレだったから辞めた｣

明美｢アレ？｣

A｢尻拭いだよ、尻拭い……会ったこともない奴がポかして捕まり、その救出…｣
アキ｢それはないね。断って正解だよ｣

流石、アキ……分かってる〜

A｢大体、組織には甘いヤツが多いんだよ！｣

シェリーの時なんて、身体検査もしないで、そのまま片手手錠で素人に逃げられてるし……

と言うか、ノックにコードネームあげちゃってる時点でもう………

アキ｢でも、地味に待遇がいいから抜けれないんだよね〜｣

流石ッ、アキ〜、分かってる〜！

ヒロ｢？給料がいいからじゃないのか？｣
A｢違うよ｣

この世界に来た時に元の世界のお金、つまり私とアキの貯金がそのまんまで送られて来た

正直、そのお金がまだ残ってる。

つまり、お金が溜まる一方だったりする

A｢だから、ヒロは無理して仕事探さなくていいよ｣
ヒロ｢え"……｣

ヒロは自身がニートだと言うのに気づいたのか、仕事を探していた

それを影から見るのは中々面白かったが……

アキ｢私も働いて、明美も働いてお金が貯まるし困っちゃう｣
ヒロ｢贅沢な困り事だな｣

いっその事、快斗君に全部あげようかな……

A｢ヒロは新しい武器とか要らないの？スナイパーでしょ？｣
ヒロ｢……正直、Aに作って貰った銃が1番使いやすい｣

それは、ありがとう。普通に嬉しい。

アキ以外で他人に作った事がないから多少は時間が掛かったけど……

と言うか、作ったんじゃなくて組み立てたんだけどね………色々、細工はしたけど

ヒロ｢でも、今のとこAが面倒くさくて押し付けてきた狙撃の任務くらいしか使ってねぇんだよな｣

明美｢貴方も大概、無謀ね｣

明美はため息をこぼした

深く考えずに行動するのはヒロのいい所だよ

A｢ま、ちゃんと仕事はあげるよ｣(ボソッ)

………………エグいくらいの大仕事を…ね