親友とワンピースの世界で無双します４ (ページ9)

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新聞ページ9

翌日

ロシィ｢A！A！コレ見て！｣
A｢うるさいよ……ロシィ……私が朝苦手なのは知っているだろう｣

アキ｢A、もう昼近くだよ｣
ロシィ｢アキさんもコレ見てくださいよ！｣

そう言ってロシィが渡してきたのは新聞……

A｢何それ、今日の？｣
アキ｢……それよりさ……｣

アキが新聞を受け取ったまま、じっとロシィを見る

ロシィ｢な、何ですか？｣
アキ｢その敬語とさん付け止めて｣

ロシィ｢えっ！｣
A｢確かに…これから共にする仲間だよ……隔ては無くそう｣

ロシィ｢で、でも……｣
A｢私の時は直ぐに外してくれたろ？｣

ロシィ｢……｣

ロシィ｢わ、分かりま＿分かったよ！｣

その返事を聞くと、アキは満足そうに新聞を開いた

A｢結局、この新聞がどうかしたの？｣

私もアキと一緒に新聞を読む

ロシィ｢昨日の事が書かれてるの!!｣

私の目に入ったのは大きく書かれた文字……

《シャボンディ諸島で謎の歌姫達、現る!!》

＿＿昨日のシャボンディ祭りに、突如と現れた歌姫達！！
その歌声はその場にいる人々を魅了し、心を掴んだ！！＿＿＿＿

アキ｢……何これ〜｣
A｢大袈裟に書きすぎだろ…｣

ロシィ｢案外、間違ってないけどね｣

ロシィ｢って、そこもだけど、最後だよ!!｣

…最後……

＿＿なお、この歌姫達は多くの人々…
海軍、貴族、王族が捜索にあたっている＿＿

アキ｢うわ〜｣
A｢面倒事、決定〜｣

そして、極めつけは私達の顔が写った写真。

笑顔で撮れている所を見ると中々の腕のカメラマンだね

ロシィ｢どうするの!?顔までバレちゃったから、大事になるよ！｣

A｢…もうなってるけどね｣

A｢焦ることはないよ、これから行くのは上の話が降りてこない深海……魚人島｣

アキ｢少し過ぎれば、自然と消えるよ｣

ロシィ｢そこまで、軽いものかな？｣

不安そうに見せるロシィ。

A｢取り敢えず、レイリーのところに行こう。
恐らくこの騒ぎを知っているならもうコーティングは済ませてあるはずだよ｣

私達は着替える。
顔が出ないように、昨日のお祭りでロシィが無駄買いしたお面を付ける