親友とワンピースの世界で無双します４ (ページ15)

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竜宮城ページ15

Aサイド

A｢ねぇ、アキ……｣
アキ｢なに？A……｣

A｢私達はなんで、ここに居ると思う？｣
アキ｢…なんでだろうね………｣

私達はある場所で立ち止まっていた。

タイガー｢何してんだ？行くぞ｣
ロシィ｢…あの、…タイガーさん？……｣

タイガー｢なんだ？｣
ロシィ｢俺達に会わせたい人って本当にここに居るの？｣

ロシィがオズオズと聞く

タイガー｢？だからそう言っているだろ｣

ロシィ｢王宮なんて聞いてないよッ〜！｣

ロシィの声が響く

ここは魚人島王宮。

私達はロシィと合流した後、タイガー達と連絡。

結果、会わせたい人がいると言ってタイガー達について行った訳だが……

A｢王宮で会わせたい人って、もう王か王妃位だと思うんだけど……｣
アキ｢王様達が私達に何の用だろうね。辺りも騒がしいし、｣

ロシィ｢適応はやッ!!｣

タイガー｢すまない。先日、天竜人が魚人島に流れ着いてな……辺りが騒がしいのはそのせいだ｣

……天竜人ね…

その天竜人はもう帰ったらしい

A｢魚人と人間の仲をねぇ……｣(ボソッ)
アキ｢オトヒメ王妃……か、…どう思う？｣

私の小さな声をアキが聞き取った

A｢……正直、無理だと思う。魚人達はまだしも、人間が受け入れない｣
アキ｢私もそう思う。
良くて、人攫いの良い的だよ。｣

……オトヒメ王妃の理想は良くも悪くも、外を知らない。

外を知らないから、理想が言え

外を知らないから、人間達が抱く魚人像が分からない

A｢……まぁ、それならタイガー達が少なからず止めるはずだ。多少は現実味を帯びているかもね｣
アキ｢成功確率が低い事には変わりないけどね｣

A｢アキ〜厳しッ！現実見てる〜！｣
アキ｢流石に、種族問題だからね。現実を見なきゃ｣

冷たい、アキもステキッ

A｢ま、でも忘れてない？｣
アキ｢何が？｣

A｢此処が既に非現実的だと言うことが……｣
アキ｢あ……｣

そう、忘れていたのは此処が漫画の世界だということ。

神とか能力だとか、それがある時点で私達の現実とは明らかに違う。

アキ｢忘れてた……此処に居るのがが長すぎて……｣
A｢しょうが無いんじゃない？原作なんてもう私覚えてないよ｣

地味に元の世界よりもこっちの世界の方が生きてるし……

多分……(超えてません)