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季節外れのハロウィンパーティー2 ページ37

ドカッ


急に開かれたトランク


そして、トランクの中から現れた人物が車の上を伝い灰原を抱きしめ庇うように地に伏せる。


ミント「わぁーお……ヤバいね…」

驚いたものの、関心の声を出すミント


ベル「待ってって、言っているでしょ!?」

驚きを隠せないまま、威嚇射撃を撃つベルモット


ベル「死にたくなければ、どきなさい……


さぁ、早く!

どいて、エンジェル!!」


ドン!

ジョディ「ライフルの死角は取ったわ……銃を捨てなさい!」

少し、離れていた所で見ていたミントは焦りもせず、ただただ見ていた

ミント「ありゃ…2度目のピンチ?」


シャコ


そこへ、ポンプ音の様な音が響いた


ベル「OK…カルバドス…挟み撃ちよ!」
ジョディ(やばい、後ろから……)


コツコツと鳴り響く、音。




ミント「……いや、違う……コレは…」

何かの異変を察知した、ミントがいち早く警戒した。


「ホー…あの男はカルバドスと言うのか…
どこかの武器商人かと思ったぞ…」

物陰から出できた1人の男


ベル「あ、赤井秀一!?」

ジョディ「秀!」

ミント「あれ?髪、切った?」


各々が、それぞれの反応を示す


ズガン!


ショットガンをベルモットの腹に撃つ、赤井。


ベルモットは後ろに倒れ、車をチラリと見る

その様子を、平然と見るミントは何かの映画を見ているように落ち着いていた


ダッ、ベルモットが走り出し、コナンを抱えて車に乗り込んだ


そして、車を走らせ持っていた拳銃でガソリンタンクを撃ち抜いた


赤井「あの体でミラー越しにガソリンタンクを撃ち抜くとは……やるねぇ…」


ミント「あれ?俺、置いて行かれた系?」


危機とした状況でも、未だ余裕を見せているミントは何を考えているのか分からない。

ジョディは急いで、拳銃を構える


赤井「止めとけ、お前じゃ無理だ」

赤井はショットガンを構える

ミント「久しぶりだね……そこを退いてくれないかな?
彼を回収しなくちゃ」

彼、と言うとはカルバドスのことだろう


赤井「このまま、素直に着いてきてくれるのなら、彼とも会わせてあげよう…」

監獄の中でね……そう後に続いたセリフと顔は、どこかの悪人のようだ。


パァン

その場に響く銃声。

赤井「おいおい。まだ、銃を持っていたのか?」

ジョディ「まさか、自決?」

ミント「えぇ?嘘でしょ……俺が助ける的な事を言ったのに……自決しちゃった……」

ちょっと、ショックを受けた顔をしているが、相変わらず焦りはない

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YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年8月24日 7時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まさか、この19巻の話しにこんな事があったなんて。そして夢主達推理凄いですね (2021年8月5日 19時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:親友大好き人間 | 作成日時:2021年7月24日 21時

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