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カラオケボックス殺人事件2 ページ4

アキ「松田さん!来てたんですね!」
松田「おう!この街は相変わらず物騒だな…」

A「警察も相変わらず大変そうですね」
松田「Aも来てたのか!」


なッ!!

松田刑事と話しているのは、俺が遊園地で見た彼女達によく似た髪の少女達だった


A「えぇ…偶々、カラオケをしに来たら事件ですよ……今警察との話し合いも終わって帰るところです」

Aと呼ばれた彼女が疲れたと言わんばかりに言う

松田「ふ〜ん……つまり、この後暇な訳だ…」

松田刑事がニヤリと意地悪そうに言う

A「嫌ですよ…面倒事は……」

松田「ちょっと知恵を借りるだけだ!!こっち来い!」

そう言って彼女達の首に腕を回して、管理室の方に向かった

コナン「あ、僕も行く!!」


俺達はそのまま管理室まで行った





A「え?またですか?」
松田「これが防犯カメラの映像で、こっちが資料な…」

松田刑事は防犯カメラと事件の資料を彼女達に見せた


アキ「……良いんですか…一般人に…」
松田「悪いが、お前達に拒否権はない!」

防犯カメラにあの時の映像が流れる



A「……因みに、この振り付けは毎回の様にやっていたの?」
松田「あ?……そうなんじゃねぇの…」

A「ふ〜ん…」
アキ「ん〜…犯人は分からないかな?この後の映像とかありません?」

松田「それで、全部だ…」

A「…ヒントは、事件前の被害者の行動を良く見ることだね」
アキ「付け加えるのなら、その行動を真似てみるといいかもね」


え?それって……

松田「いつも、早いな〜」
コナン「それって、もう犯人が分かったってこと!?」

アキ「犯人は分かってないよ…」
コナン「それじゃぁ、トリックは分かったってこと!?」
アキ「う〜ん…どうだろ…」


アキさんは少し困った様に笑った。

A「アキ〜、早く帰るよ〜」
アキ「分かった!それでは、松田さんさようなら…」

松田「おう!助かったぜ!!」

2人はそのまま帰って行った


コナン「ねぇ、松田刑事?あの2人って毎回こうなの?」
松田「事件に詰まった時はアイツらがヒントをくれるんだよ……しかも、そのどれもが当たってる」

コナン「え!そんなに!?」



……何者なんだ、あの2人…



そして、事件は工藤新一が解き幕を閉じた


(……あの2人が言っていたヒントは確かに合っていた)

けど、事件を見ただけで分かるなんて!!


俺は自覚の無い対抗心が芽生えた

江戸川コナン誘拐事件→←カラオケボックス殺人事件



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YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年8月24日 7時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まさか、この19巻の話しにこんな事があったなんて。そして夢主達推理凄いですね (2021年8月5日 19時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:親友大好き人間 | 作成日時:2021年7月24日 21時

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