さんじのおやつ ページ5
『どうしたの、敦くん』
「…えっとね、」
眉を下げて、此方をじっと見ている。
『ま、こっちおいで』
小走りで敦くんはやってきた。
……相変わらず可愛いなぁ。
そういえば、お昼ご飯大丈夫だったかな、敦くん。
「せんせ、さっきっからね、」
『うん、』
「おなかからぐぅって、へんなおとがでる…!」
…可愛いのは問題ないけども、
この子何時かお腹空く事、判らずに餓 死しちゃいそうで僕怖いよ?
『……お腹空いてる?』
「…ちょっとだけ」
『一寸待ってなさい』
机に取り付けられている抽斗を開けて、
中から出した物に、敦くんは目を輝かせる。
「ちょこ…!」
何だこの可愛い生き物は。
包みからチョコを取り出し、敦くんへ向ける。
『はい、あ〜』
「ぁ〜っん!」
駄目だ。これ以上あげると院長先生に怒られる…
耐えろ。耐えるんだA…!
敦くんの眩しい眼差しにも…!
「せんせ!」
『くっ…どうしたんだい?』
「もういっこ!」
………
負けました。お兄さんあとチョコ10個あげちゃう。
なんなら飴もあげられるよ。
・
―――――――――
意味不明な話になってしまった…
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作者名:しらす。 | 作成日時:2022年4月7日 23時