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「牛乳、オレンジ、りんご、、」
薄ら覚えのメンバー全員分のジュースを買い、抱えて自販機に背を向ける。
落ちそう、あっ!
思った時にはもう落ちてて、しかもそれはジョンヨンの炭酸。
後でジョンヨンに怒られるな、なんて思いながら追いかける。
「まって、、ちょっ、」
ヒールで走るのが苦手な私は炭酸との距離が開きすぎている。
コツンと誰かの足元に止まって、その誰かが炭酸を拾う。
「、ありがとうございます。」
YJ「大丈夫?」
B,A,Pのヨンジェさんが立っていた。
炭酸を受け取ると、腕で抱えてたジュースが半分無くなった。
「大丈夫ですよ。持ってけるので」
YJ「んーん、持つよ。」
なんてほとんどヨンジェさんが持ってる。
「ありがとうございます。」
YJ「気にしないで、楽屋どこ?」
「あそこの突き当たりを右に行ってすぐです。」
YJ「ん、了解。」
沈黙。
人見知りで、初めて会った人には多分仲良くなるのには1億年かかると思う。
YJ「Aちゃん、だよね?」
「、はい。知ってくれてるんですか?」
YJ「テレビでたくさん観るし。可愛いから。」
・・・・口説かれている?
照れた方が良いの?
「、ありがとうございます。」
早く、楽屋につかないかな。
すぐそこなのに、、この時だけは1kmほどある道に思えた。
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作者名:かんな x他1人 | 作成日時:2018年7月14日 17時