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「何もお礼言えてないよ………Aちゃん
僕は君に助けられてばっかだ………。
いつだって君は僕を支えてくれたのに、
僕は何もしてあげられない……！！」
腕の中でだんだん目が虚に、
そしてだんだん体が冷たくなっている。
「守れ……て、よか、た。」
かすかに聞こえる弱々しい声。
やめてくれよ、そんなの君らしくないよ。
いつもみたいに僕の前で笑ってよ。
「いず……く、……好……き」
穴が空いた身体を持ち上げながら
僕の頬にキスをした。
それっきり彼女は地面に伏せて動かなくなった。
「僕もAちゃんのことっ………！！」
冷たくなった身体を抱きしめながら、
流れ落ちていく涙をそのまま見送りながら、
咽んだ。
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エイブル(プロフ) - リムル大好きさん» ありがとうございます！ 初の読み切りだったので、正直不安でそういったコメントが来ると嬉しいです！ (2017年8月31日 23時) (
レス) id: 3f45f0e3c4 (このIDを非表示/違反報告)
リムル大好き - 涙が出ました！凄くいい話でした！ (2017年8月31日 21時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
エイブル(プロフ) - そう言っていただけると幸いです。コメントありがとうございます (2017年8月13日 14時) (レス) id: 3f45f0e3c4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - いい話ですね！涙が出ました。 (2017年8月13日 1時) (レス) id: b4895e85e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エイブル | 作成日時：2017年7月23日 19時
