検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:38,908 hit

ページ6

〜Aside〜


目が覚めるとよく分からない場所にいた。何が起きたのかわからなくて外を見ていると1人の男性が入ってきた


『A!』


誰かを呼んでいるのだろうか?驚いて振り向いて見ると真っ赤に染まった髪色の人がいた


その人を見た瞬間心臓がドキッと締め付けられた。


「どちら様ですか?」


そう訪ねてみると絶望した顔をする彼。私の知り合いだろうか?


その後、部屋に入ってきた3人の男性と数分後に白衣を着た人が現れた


医「自分の名前は?」


私の名前?‥
そんなの‥


え、、私は、、誰?


「わかりません」


その時今の状況がわかった私は他の人の事ですら自分の事がわからないのだと


その後誰も来る人はいなくて眠りについた。


真っ暗の空間に1人いる自分1歩、1歩と前に進んでいくが進むに連れてさらに暗く寒くなっていった


まるで奥底の深海を歩いている感覚だった


「私は誰なの?」


そう唱えても誰も答えてくれない


ザーザーと雨の音がする。その音が私の頭を内側から突くように刺激を与える


「あぁ!!!」


その場にしゃがみ込み頭を押さえるが痛みは悪化する一方だった


『‥い‥!お‥き‥』


『おい!起きろ!』


目が覚めるとあの赤髪の人がいた


『大丈夫か?頭痛む?』


頭を撫でながる彼の手はとても大きくて温かくて安心した

その声を聞くだけで安心出来る気がした


「あの‥大丈夫‥です」


『そっか。腹減った?朝ごはん持ってくるよ』


「お願いします」


そういうと数メートル離れたテーブルから朝食を持ってきた


おぼんの上に乗っているご飯は冷たかった


『だいぶ冷めてるよな。温める?』


「大丈夫です。その‥どうして?‥」


『ん?』


「どうして‥優しくするの?‥」


恐る恐る聞いてみると彼は笑って言った


『そんなのAが大切だからだよ。俺は待ってるから』


Aと言う名は私の事だろう。優しく微笑む彼に私の心臓は爆発寸前だった

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
391人がお気に入り
設定タグ:youtuber , アバンティーズ , エイジ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちょこみんと(プロフ) - そさん» ありがとうございます!長い間待って頂いたおかげで無事合格出来ました!これからもよろしくお願いします!! (2020年2月29日 10時) (レス) id: b7330d9031 (このIDを非表示/違反報告)
- 受験お疲れ様でした!!!そして!おめでとうございます!!!これからも更新楽しみにしてます!本当にお疲れ様でした! (2020年2月23日 21時) (レス) id: 172a4142c8 (このIDを非表示/違反報告)
もやししし - 書いていただきありがとうございました!また楽しみにしてます!勉強頑張ってください! (2020年1月24日 17時) (レス) id: 6126ee70c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと(プロフ) - もやしししさん» いつもリクエストありがとうございます!遅くなりすみません!! (2020年1月24日 15時) (レス) id: b7330d9031 (このIDを非表示/違反報告)
ここあ - お話書いていただきありがとうございました!毎回お話楽しみにしてます!ゆっくりで大丈夫ですので頑張ってください! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 6126ee70c4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちょこみんと | 作成日時:2019年9月15日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。