赤い髪の君と私２

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〜Aside〜




朝急いで支度をして病院に向かう



昨日は用事で早めに帰ったからな今日はずっといるぞ！もしかしたら思い出すかも！



病室の前に立ち深呼吸をする


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


「えいちゃんおはよう！え‥」



目の前にはえいちゃんとまみちゃんの姿が



「ど、どうしてまみちゃんが！」



急いで近づいてまみちゃんの二の腕を掴む



ま「い、痛い！」



そんなに強く掴んでいないのにすごく痛がっているまみちゃん



『おい、なにすんだよ。離せよ』


まみちゃんと私を引き離しまみちゃんを心配している



なにがどうなってるの？



『まみ大丈夫？』


ま「大丈夫だよ、えいちゃん助けてくれてありがとう」


「ど、どうして」



『俺の彼女にさわんないで』



「え？えいちゃん彼女は私だよ？」



『何言ってるんだよ、俺の彼女はまみだから』



えいちゃんの彼女は私なのに‥
伝わらない



ま「違うのえいちゃん、Aさんはえいちゃんのことが好きで片想いだったのきっと勘違いしてるんだわ」


「違う！勘違いしてるのはまみちゃんじゃない！えいちゃん信じて‥」


えいちゃんに信じてほしくて手を伸ばすがその手を振り払われてしまう



『俺はまみしか信じられない‥』



いつもなら私の見方になってくれるえいちゃんがとても冷たくて悲しくなった




こんなに近くにいるのに遠くに感じる貴方に涙がでてきた



「えいちゃん‥。ごめんね‥。私のせいでこうなって」



そう言い部屋を出ていった



今えいちゃんはきっと頭が混乱しているはずだ無理に言ったらまた頭が痛くなってしまう





大丈夫、私はえいちゃんを信じる

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