赤い髪の君と私

ファンレター２ ページ20

さっきのファンレターが頭から離れない帰るきもだれかいるんじゃないかと考えてしまった


いつもより早く家につく、家についても怖くてえいちゃんに電話をかける


『もしもし？』

「もしもしえいちゃん？」

『どうした？』

「いや‥その」

『今から向かうよ』

なにかを察したのか私に会いにきてくれると言う

「いいの？」

『うん。編集も終わったしね』

「ありがとう」


数十分後、インターホンがなり玄関を開けるとそこにはえいちゃんがいた

『おまたせ』

「えいちゃん‥」

『どうした？嫌なことでもあったの？』

「実は今日ファンレターの中に変なものがあって」

『変なもの？』

「これ」

さっきの手紙をえいちゃんに渡す。本当は帰る途中で捨てるはずだったけどリスナーさんに失礼と思ってしまう自分がいた


『これは怖かったね』

「うん。怖かった」

『もう大丈夫だよ』

そう言うと私を優しく抱き締めてくれる

「ありがとう」

『またなんかあったら言って』

「うん」


しばらく話したあと夜に撮影があるといい帰ってしまったもう怖く感じることはなくて編集をする



それから数日がたっても何も起きなくてあの時怖がってたのがバカらしく思える


今日もいつものように家に帰る


鍵を開け手紙を確認する


「え‥」


そこには見覚えがある真っ黒の封筒があった、いつも長文なのに今回は５文字だった





「愛してるよ」



一気に鳥肌がたつよくみると宛先が書いていなかった






ここまできて投函したことになる。その事を考えると一気に寒気がおそう








「いやぁぁぁ！！！！！！」

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