はじまり ページ1
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最初は本当に気付かなかった。
頭が痛いー、だとか、なんか怠いんだよなー、とか、そんな風邪みたいな症状だったから。
偏頭痛持ちだったし、季節の変わり目ってこともあって、
きっと体調崩してるんだろうなって、甘く見てた。
でも、ちょっとした頃、
佐「翔太、また寝てる」
楽屋にはソファで横になる翔太の姿。
眉間には皺が寄ってて、たまに苦しそうに唸り声をあげて寝返りを打つ。
向「最近ずっとあんなんやろ?収録も本調子やないし、、ほっとけへんよなぁ」
岩「あいつ病院行ってないの?」
深「まだっぽい。こんな時に限って仕事入ってくるらしくてさ。今日も一個前に仕事なかったっけ?」
うわ、まじい?と佐久間。
まあそうだよね。
見てわかるもん。最近の翔太の忙しさ。
それに比例して酷くなる体調不良。
また唸って寝返りを打つ幼馴染を前に、
流石に無理をさせすぎではないかと心配になる。
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ぽん(プロフ) - ずっと読み続けることの出来るような、素敵な作品にとても感動しました。続きを待ってます! (2023年1月13日 7時) (レス) @page40 id: 8d0d2a0967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまさき | 作成日時:2021年4月11日 23時