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side…minazuki
フジ「じゃあ俺とこーすけは隠し撮りのために隠れておくからヒラと話して待ってて」
『ういっす』
そう言って隠れ始めたフジくん。
そこだと確実にバレるぞ。
『二人だねぇ〜』
ヒラ「だねぇ〜」
ヒラくんとは高校の時から色々と気があった。
まあ色々とサイコパスな発想で困らされることもあるけど。
『あ、靴隠しといた方がいいかな？』
ヒラ「そうだね、俺隠してくるよ」
『ほんと？ありがとう』
ヒラくんはそう言って玄関に向かい、すぐに戻ってきた。
ヒラ「水無月はさ、キヨといっつも遊んでるけど、ぶっちゃけキヨのことはどう思ってるの？」
『んー、大事な幼馴染み、かなぁ。』
ヒラ「それだけ？」
『言葉で言い表せるのはそれだけ。昔も今も支えてくれてるおかげで僕、今元気に活動できてるからさ。』
ヒラ「あはは、水無月らしいね。」
その後もカメラの回ってる中、他愛のない話が続く。
ヒラくんと二人きりで話すのは久しぶりで会話が弾んだ。
***
ガチャりと玄関の扉が開く音がした。
ヒラくんと二人でクスッと笑い、私は玄関からこの部屋に続く扉に背を向けて座る。
それを見てヒラくんは私の前に座った。
ヒラ「来ちゃったね」
『ねー。…会話は続けてた方がいいよね？』
ヒラ「うん」
足音がこちらに近づいてくるのが聞こえる。
それを聞きながらヒラくんとまだ普通の当たり障りのない会話を続けた。
『ヒラくんはさ、スマブラ何をよく使うの？』
ヒラ「プリンかなぁ。水無月は？」
『僕はカービィ使うことが多いかな。今度勝負してみない？』
ヒラ「後でやろっか」
その会話が終わったところで後ろの扉が開いたのが聞こえた。
キヨ「……………は？」
ヒラ「やぁ」
キヨ「…おー、」
ヒラくんがキヨに挨拶をしてそれに怠そうに答えるのが聞こえた。
そして足音をたてながら近づき私の真後ろに立った気配がした
え、怖いんだけど、
ヒラ「…後ろ後ろ」
ヒラくんにそう言われ、後ろを振り向くと久しぶりに驚いた顔をした幼馴染みが見える。
そして私と同じ目線に合わせると、片手で器用にお面を外した。
キヨ「……A、なんでいんの」
『や、やぁ。今は水無月って呼んでください』
私はそう言ってカメラを指差した。
……後でフジくんに顔にモザイクと名前にピー音入れてもらうように頼まないと……。
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ひらそる。(プロフ) - 初コメ失礼します！今も楽しく読ませていただいてます！ツイステハマりましたか！ようこそ！トレイ先輩を推してます。これからも応援してます！！！ (2020年4月17日 10時) (
レス) id: 611d234ae2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 初コメ失礼します。このお話好きです！応援してます！ (2020年4月1日 15時) (レス) id: 595839851a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - めっちゃ面白い！更新まだかなぁ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 4b27aa21bb (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 初コメ失礼します！卒業おめでとうございます!! (2020年3月18日 20時) (レス) id: 80262bf89b (このIDを非表示/違反報告)
奇麗(プロフ) - この作品すごく好きです！無理のない程度に、更新頑張ってください！ (2020年3月13日 19時) (レス) id: f49b45aa06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2019年8月10日 14時
