【歌い手】キヨさんの幼馴染みは有名歌い手らしいんだけど一向に会えないしコラボができない【実況者】

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『私がいつ鎖国したの！？私は江戸幕府じゃないんだけど！？』

キヨ「誰がいつ歴史の話したんだよ！」



互いが大声で話し合い少し息が切れた。



キヨ「…お前、前まで、Twitterはやってなかっただろうが。」

『…あ、…でもでも、鎖国って何よ！？』

キヨ「言ってたじゃねーか！[私、話しかけられるの怖いからTwitterはやらない！ニコニコとようつべだけにする！！]って！」

『似てない！だからってなんで鎖国になるのよ！』

キヨ「言葉のあやだっつーの！」



鎖国…。人との関わり恐れてTwitterを拒絶してたから、相応しいのかなぁ。



『でも、人見知りなんだから仕方ないんですー！』

キヨ「あっそ」

『ねえ、急に冷めないでよ。』



キヨからスマホにまた視線を落とす。
うわぁ、レトさんとかガッチさんとかうっしーとか、フォローしてる…。



キヨ「んで、お前、フォロバするの？」

『…うー、したいけど……、まふまふさん、人気でしょ？……うー、』

キヨ「まふくんのリスナーが怖いんだな」

『その通りだよ…。人気歌い手のリスナーから刺されそ…』

キヨ「別にいいんじゃね？お前もかなり人気だし」

『…そうかなぁ』



キヨの言葉にそそのかされて、私の指はフォローするをタップした。



『フォロー、してしまった…！！』

キヨ「話しかけてみれば？」

『…いや、急になんだ馴れ馴れしいなって思われたら嫌だから無理』

キヨ「…お前が俺ら以外の友達できない理由がよく分かったわ。」

『るっせ』



まふまふさん…か。

こんなに有名な歌い手が私みたいなのをフォローするってどんな気まぐれなの…。



キヨ「A、スマブラやろうぜ」

『…ほーい。私のカービーちゃんに勝てるかな？』

キヨ「ギッタンギッタンにしてやるよ」



それから数時間、スマブラをして遊んだ。

ふっと、時計を見ると六時前。



『やば、まだ作業終わってなかった！』

キヨ「終わらせてから来いよ」

『悪うござんした！じゃ、またね！』

キヨ「おう」



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