【文スト】不老不死で最強な男は二人の師匠でした

24話 ページ31

Aside

休みで暇なので各階をウロウロしている

気軽にウロウロできるのも鴎外が言ってない今だけだろう
組織の自然体も見たいしな

中也はどうしたか？
まだ寝ているよ？
お酒好きなのに弱いんだね




あっ黒服が居る何か新しいことないかな

黒服「お前何者だ？」

A『新しく入った者だ、此処で何か気をつける物や危険人物は居るかい？』

黒服「危険･･･Qだろうな」

A『Q？』

黒服「教えられていないか？ポートマフィアの忌み子だ」

A『(忌み子･･･)案内してよ』

黒服「はぁぁあ!?何故俺がお前のために」

A『先輩は後輩に色々教えるのが世の中の常識だろう』

黒服「っ！･･･ﾁｯついてこい」

A『(チョロいな)』ﾆﾔｯ

さり気なく鎌にかけてみた
そもそも此処は裏組織･･･
世の中の常識も決まりもあったもんじゃないのだ
“世の中の常識”という言葉に反応するか試したが、見事なまでに無反応

A『(入ってそこまで日が経っていないのだろう)』

「世の常識？此処はマフィアだぜぇ？」
とでも言っておけばそれっぽいのにな



〜地下牢〜

黒服「此奴だ」

ｽﾀｽﾀ

黒服「おい危険だぞ!!」

今の状況？
黒服はギャアギャア騒ぎ、俺はQの牢に接近ししゃがみ･･･

A『』ｼﾞ-

ガン見している

Q「･･･何？」

A『普通の子供じゃないか』

黒服「此奴の異能が厄介でな、此処に閉じ込めている」

この子が忌み子･･･？

巫山戯るな

異能が厄介なだけで忌み子？

A『なら俺は化け物だな』ﾎﾞｿｯ

黒服「何か言ったか？」

A『鍵貸して？』

黒服「貸すわけないだろう！首領の許可も無しに」

裏首領が目の前にいるとも知らずに･･･

A『そうじゃあいいや、Qくん扉から離れて』

Q「？うん」

鍵がないなら

ﾊﾞｷｨｨｨｨｨｲﾝ!!

黒服「は？･･･」

壊すが早い

何をしたか？
鉄製の牢の扉を、蹴破った←

A『さて、おいでよ』

Q「」ﾆﾔｯ

Qは勢いよく牢を飛び出し、体当りしてきた

黒服「!!だから危険だと！」

Q「さぁ、お兄さんの狂気を見せてよ♪」

25話→←23話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す