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Nishijima side
会場に向かいながら考えているのは
彼女の事
ファンレターをくれたAちゃん
あの香りは
ファンレターに開いた時に
微かに香ったあの香りと同じだった
爽やかだけど、どこか女性らしいあの香り
ス「西島さんどうしたんですか？」
「え？」
ス「眉間、しわ寄ってますよ」
「んー…」
ス「さっきの子の事ですか？」
「え、いや、別にそういうのじゃなくてさ、あの」
ス「西島さんの顔みたら分かりますよ」
「え？俺そんなにわかりやすい？」
ス「何年一緒にいると思ってるんですか。笑」
確かにそうだな、なんて思いながら
窓の外をながめていると
ス「西島さん、堕ちた時の顔してました」
「え？」
ス「誰かに堕ちた時、どんな顔してるか分かってますか？」
「いや、わかんないかも」
ス「上がってますよ、口角」
「え、うそ」
ス「それに、声に出てました、さっき」
「うそ、俺なんか言った？」
ス「言ってましたよ、思い切り」
「Aちゃんって。笑」
俺は
自分が思っている以上に
堕ちているのかもしれない
「会いたいな…」
無意識にこぼれた言葉に自分でも驚く
次はいつ会えるんだろう
もしかしたら
もう会えないかもしれない
そう思うと、すごく胸が痛くて
涙が頬を伝った
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風の家 - 無理、好きです((ｎ回目 (2018年8月12日 21時) (
レス) id: e9f5e6cd9d (このIDを非表示/違反報告)
にっぴー(プロフ) - あーあーあー好きです (2018年6月11日 15時) (レス) id: 6f27f3bfad (このIDを非表示/違反報告)
luv.(プロフ) - はらさん» 外すの忘れていました。わざわざありがとうございます (2018年6月7日 16時) (レス) id: 381260fad0 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年6月7日 16時) (レス) id: 2db2c868f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：luv. | 作成日時：2018年6月7日 14時
