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飛雄「…は？」
『ん？
どうした？』
飛雄「ねっ姉ちゃん、男の家にいたのか？
あん時のこと忘れたのか！！？」
赤葦「影山、その話はAから聞いたよ。」
『赤葦は大丈夫だよ。
あいつらとは違う。』
飛雄「姉ちゃんが言うならいいけどよ。」
赤葦「心配させてごめんね。」
飛雄「いえ。」
『飛雄。
いい子に育ったな！(ｷﾞｭ』
飛雄「…ﾑｯｽ-」
『国見から飛雄の様子ちょこちょこ聞いてたんだ。
だから、今の飛雄見て安心したよ。
辛かった時、一緒にいてやれなくてごめんな。』
飛雄「…さっき2カ月間いなかったとか言ってたけど、今もいねぇじゃねーか。」
『今は東京でバイトしてんの！
たまに家帰るけど、いっつも飛雄いなんだもんな。』
飛雄「母ちゃんから聞いてねーぞ！？」
『うーん、帰るって言っても、無言で5分ぐらい居るだけだからな。
きっと、飛雄に私の事質問されても答えられなかったからじゃないか？』
飛雄「そうだったのか。
今も赤葦さんのとこ？」
赤葦「違うよ。
俺もあの時以来初めて会ったから。」
『今は一人暮らしだよ。』
飛雄「…あ！そういえば、なんで国見とは連絡とってるんだ！
俺は繋がらないのによ！」
赤葦「それ俺も思った。
国見って誰？
男？」
『…2人の圧力が怖いんだけど。』
赤葦「それで、どうなの？」
見えない圧力に負けてAは答えた。
『…国見は飛雄の元チームメイト。』
赤葦「じゃあ、男だね。
で、連絡は？
今もとってるの？」
『…うん。
電話番号変えたから、繋がらなかったんだと思う。
それで、国見は宮城帰った時に、たまたまあって交換してって言われたから交換した…。』
飛雄・赤葦「今電話番号教えろ。」
『ﾊｲ…。』
結局最後まで圧力に負けたAでした。
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作者名：アルビノ | 作成日時：2018年1月21日 12時
