31 ページ31
上層部｢ジョングク……命令だ。キム・（名前）は寿命を迎えた。こいつはお前に任せる。｣
頭がガツンと殴られたような衝撃が走った。
JK｢え……ちょ、ちょっと…待ってくださいよ。元気な彼女が…寿命を迎えるはずが…｣
上層部｢仕事なんだよ。これは…ジョングク、私情を持ち込むな。｣
JK｢…っ、はい｣
彼女と僕の立場は違う
死神と違って、人間には寿命というものがある
いつか、（名前）との別れが来ることは分かってた…っ…
でもっ…
あまりにも…
JK｢早すぎるじゃないか…っ、｣
まだ、（名前）に伝えたいことも（名前）としたいことも沢山っ、沢山、あるのに…っ…
彼女との思い出が鮮明に蘇る
『ジョングク〜！これ分かんないぃ〜！』
『ジョングク！！今度さ、遊園地行かない？！あ、他の人に見えないんだよね、ジョングクは……そしたら私、周りから見たら変な人だねっ』
『ジョングクさすがぁ〜！』
『ジョングクぅぅぅ！！先輩に振られだぁぁぁ！！』
『これ、凄くおいしい！！ジョングク食べてみてっ！！』
そんなっ……いやだ…
僕は一目散に走った
JK「（名前）っっ！！！｣
『ん〜？どした〜？そんなに急いで』
ｷﾞｭｯ
JK｢（名前）ぁぁぁ、好ぎぃぃぃぃ｣
『え？怖いよ、めっちゃ怖い』
JK 「……」
『分かった！ジョングク、隠し事してるでしょ！』
JK「うぇ？！シテナイシテナイ」
『嘘つき〜、バレバレだよ？目が泳いでるww』
JK「う…ん……、実はさ、（名前）…寿命迎えちゃったみたい…」
『私？！嘘……。そんな、、』
JK「………本当…」
『そ、そっかぁ、多分、も、う…助からないん、だよね。私…』
JK「…僕…（名前）のこと…殺したくない」
『でも、そしたら…ジョングクが犠牲に……それだけはダメっっ！！』
JK「僕はどうせ、死んでるし……どうなってもいいの！！でも、（名前）だけはっ……」
『嬉しいけど…ダメだよ。やっぱり…。私も死神になればいいことなんだからっ！！安心して！どうぞ〜！ひと思いにやっちゃって！』
そんな（名前）を見てたら、涙が溢れてきた
JK「や、やっぱり…ダメだ…僕にはできない、っ…」
『ジョングク、悪い子！！私が死神になったら、嫌と言うほど、離れないから！ね？』
JK「や、約束だよ…？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し64930号(プロフ) - ポルタンさん» ポルタンさん、コメントありがとうございます！これからもオモロイ展開にできるように頑張ります！！ (2019年7月22日 12時) (
レス) id: 33a763fa0e (このIDを非表示/違反報告)
ポルタン - なんか、オモロイ展開やな… ユンギ、愛しとーと。 (2019年7月21日 22時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
名無し64930号(プロフ) - とりさん» ありがとううう( ´艸｀) (2019年7月14日 13時) (レス) id: 33a763fa0e (このIDを非表示/違反報告)
とり - 新しい話読んだで！！めっちゃ面白い (2019年7月13日 8時) (レス) id: 903fab15f0 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ユメマクラさん» うん！がんばるわww (2019年6月14日 22時) (レス) id: 8517c09957 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：haluca x他2人 | 作成日時：2019年5月23日 21時
