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47.さとしくん… n ページ12
「・・さと、しくん、ど・・どうしたの？」
「なんか、貧血だって。すぐ治ると思うから、翔ちゃんは気にしないでいいよ。」
「いや、俺のせいだよ・・・おれっ・・・俺の・・・かんびょ・・」
翔ちゃんが泣き出しそうな声で言い始めたので、慌てて遮る。
「あああああ違うよ翔ちゃん、この人もこないだまで風邪引いてたし、急に貧血ってこともあるよ」
「でも・・・」
「いいの翔ちゃん。あとちょっとだけど寝てていいよ！」
「うん・・・ありがとう」
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作者名：るりり | 作成日時：2016年7月27日 0時
