翔ちゃんおやすみしましょ？② (ページ2)

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37.マイ……？ s ページ2

「・・ご・・んね」

「いやいや、謝らないで」

「・・・み・・なも来て・・くれ・・の？」

「さっきまでは一緒にいたよ。3人は仕事があって帰っちゃった。マネージャーは先生とお話ししてる。翔ちゃん、普通の風邪じゃないみたい。」

ええっ、と驚いていると、先生とマネージャーが一緒に入ってくる。

「櫻井さん、お目覚めになりましたか？マネージャーさんには伝えたんですけどね、櫻井さん、マイコプラズマ肺炎、、なんじゃないか、って思いまして・・・ちょっと検査してもいいですか？」

「・・イコ・・プ・・マ？？？」

「櫻井さん、結構長いこと風邪ひかれてますよね？マイコプラズマ肺炎は咳がずっと続く病気なんですがね、咳もしてらっしゃいますし、、、」

「・・じゃ・・・おねが・・ます」

「はい。ちょっと我慢してくださいね～」

そう言って先生は喉に綿棒を突っ込んできた。

オエッて咳が出てしまうのを必死で我慢した。

「はい、お疲れ様です。また結果が出次第お伝えしにきますね」

先生が去った途端、さっきの綿棒のせいで堰を切ったように咳が止まらなくなった。

智くんが背中をさすってくれる。