人間味。 ページ5
＊
要するに今この家にいるグクロボットは
一番最初に会話した時と
��別人��になってるって事だ。
.
.
最初のグクロボットは笑顔を崩さないものの、どこか堅苦しくて接しにくいところがあった。…私が話せなかっただけかもしれないけど。
.
でも今のグクロボットも全く笑わないし、何なら人間味が増し過ぎてて少し気持ち悪いくらい。…私が男性恐怖症だからかもしれないけど。
.
ロボットなんだから気を使う事はいらないんだと思うけど…それでも見た目はあの大好きな一番の推しのグク。
.
今だに記憶に残っている…学生時代に初めて行ったサイン会でのグクは本当に優しかったのに。見た目は同じでもあれだけ無愛想なクールグクとこれから一緒に暮らしていくと思うと大きなため息が出てしまった。
.
.
.
JK「…いい匂い。」
『わ！びっくりした…』
.
突然すぐ後ろで声がして振り向くと
タオルで頭をガシガシと拭いているグクロボット。
.
しかも…
.
『っ、…！！！』
.
上に服を着ていなくて…腹筋とかが…
慌てて顔ごと逸らしたけど、すぐ後ろにいるから私と同じシャンプーの匂いとかするしもう…号泣
.
JK「驚かせちゃってすみません。お風呂上がりました。…今日はハンバーグですか？？」
『あ、はい。ロボットだから好き嫌いは…JK「ピーマン！！…は嫌いです。」…へ、あ、わかりました』
.
突然食い気味にそう答えたグクロボットの耳はほんのり赤く染まっていって。こんな細かなところまで設定している父さんは私より…もしかしたらサセン並にグクの行動や癖を把握している気がする。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽん酢(プロフ) - cookyさん» ありがとうございます。楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2019年4月1日 18時) (
レス) id: 273124c798 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 続きめっっっちゃ気になります！！ロボットって何か新しいですね〜笑更新頑張ってください！ (2019年3月31日 23時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん酢 x他1人 | 作成日時：2019年3月31日 12時
