タイトル未定 (ページ3)

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向井side

「ほな、また連絡するな」

『おー、』

「あんまり乗る気やないの、バレバレやで笑」

『うるさいわ、ほんま笑』

そんな会話があってから1週間が経った

「康二、今日の夜暇?」

『おん、なんも無いで』

「じゃ、合コン今日で決まりやな!!」

『えらい急やなぁ…笑』

ちょっとソワソワしていた
なんか嫌な予感と、いい予感が混ざったようなそんな感じ

「なぁ、康二」

『ん?』

「俺なぁ、昨日彼女にプロポーズしてん」

『っはぁ?! なんでそれ先言わへんの!!』

「急だな、ほんとって誤魔化されたんやけど」

『え、それは…??』

「返事待ちって所やな!!」

俺の隣で嬉しそう、そっかもう結婚してもおかしくない歳か
そう思うといつまで引き摺ってんねんって言われる理由もわかるわ、

「ほんでな、彼女がな…」

『なんやそれ笑』

相手が来るまで2人で話して笑って
末澤の携帯がなると「ちょっと待っててな」って席を立つ

末澤がプロポーズねぇ、はぁ、びっくりやで
俺より先に結婚すんねや…笑

「お待たせ〜」

『おぉ。』

ちょっと緊張してんのも、多分末澤にはバレバレなんやろな
席を立ちゆっくり顔を上げると向こうもびっくりしていた

「康二くん?」

「え、なに?? 知り合いなん??」

『嘘やろ、、?』

こんなん、運命って呼ぶ以外何があるんやろって思ってた