スノ日常 6

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目黒side





俺は、負けるのも嫌いだけど
こうやって言いなりになるのも好きじゃない








貴｢んっ、やだ…｣






Aの柔らかい体に触れて
今すぐにでもキスしたいけど、俺からは言わない






『あと、1分だね』


貴｢ん、んっ｣








背を向けて隠すA
あ、下着を取って欲しいって事かな…？







パチンっと音を立てて抜き取れば
目を丸くして何か俺に訴えていた





『あ、12時になるよ』


貴｢や、もう寝るから｣








まぁ、Aも負けず嫌いなんだけどね
俺に背を向けて目をつぶるA








ｶﾁｯ







時計の全部の針が12に集合した時








『A、こっち向いて』


貴｢んえ？ちょっと今寝れそうだっ、んん｣







寝かせないからね
ずっと欲しかったAの唇に欲望のまま口付けた








優しく噛んでみたり、吸ってみたり
苦しいのか肩を叩いてくるけど、離してあげない






貴｢んっ、や、まっ、て｣






酸素を求めて開く唇を合図に一気に舌を入れる
逃げるAの舌を追いかけて捕まえる








そんなことを続けているとAの体がガクッと落ちる








貴｢んっ、は…っはぁ｣


『苦しかった？笑』






何度も頷くAにまた近づけば顔を逸らされる





『まだ、全然足りないよ？』


貴｢き、休憩…するっ｣


『あー、そっか。なら他の場所頂くね』


貴｢は、へ？！ちょ！｣







顔を逸らしたおかげで見えた首筋に噛み付きながら
Aの綺麗な素肌を愛撫する






『んは、感じてんじゃん』


貴｢…無理っ、｣


『休憩済んだ？』





首を振るAの頭を掴み
また乱暴に口付ければ初めから酸素を求めても口を開けている






『それわざと？舌いれて欲しいの？笑』


貴｢いや、違うくて、酸素が欲しいの｣


『そっかそっか、入れて欲しいのか』






顔を真っ赤にして首を振るAの唇にキスを落とせば固く口を結ぶ






『大人しく口開けろって』


貴｢…キス魔｣


『１日キス出来ないのって辛いね』


貴｢…うん。辛いね｣


『素直じゃん』









見つめあってどちらからともなくキスをして
Aの腕が俺の首に巻きついてお互い求め合った









『可愛い』



貴｢今日はずっとキスしてたい｣



『キスだけじゃ、足りないかも』



貴｢…ばか笑｣









たまには、Aの言うことも聞くからね

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