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家に帰れば玄関で簡単に奪われた唇






『んっ、』





あまりにも突然すぎて
直ぐに無くなる酸素を求め少し口を開ければ
待ってましたと言わんばかりに舌が滑り込んできた






『れ、ん…く』


目「…ん」






綺麗なリップ音と共に離れた唇はお互い潤っていて
蓮くんは微笑みながら私の唇を指でなぞる





『ねぇ、私今日…』


目「一言だけ、話したよね」


『いや、話してないよ!』




ひーくんとも話してないし、
ラウールともふっかとも話してない





目「そー?俺見てたけどな」


『うそ、何処で??』


目「えー、ほらスタッフさんと」






スタッフさんと話した?
蓮くんが見てる時に私…何か話したっけ






“すみません、ちょっといいですか?”


“あ、すみません”






『あ…』


目「ほらね、」





ニヤって笑う蓮くんが怖くて
思わず後ずさりをすれば両手で頬を掴まれた






目「話してたでしょ?笑」


『いや、あれは…んんっ』







何度も落ちてくるキスにしゃがみ込んでしまった






目「まだ、キスだけじゃん」


『蓮くん…ここ玄関』


目「あー、確かに」






靴を脱いでやっと部屋に入ることが出来たのに
後ろからきつく抱き締められる








『んー、蓮くん笑』


目「最近、こーゆー時間取ってなかったからね」


『どーゆー時間?』


目「知ってるくせに」








首にキスをひとつ落とすと
そのままソファーに押し倒される





目「もう、止まんないかも」


『やだよ、私汗臭いし』


目「えー、無理。俺が無理」


『汗臭いのは私も無理』









押し倒された状態でお互い“無理”って言い合う






目「じゃあ、一緒に入ろ」


『…やだ!!』


目「無理、もう連れて行くから」









押し倒した体を持ち上げられるととそのまま
お風呂場に直行した

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えみか(プロフ) - 更新お疲れ様です!子供が出来てからの生活など見たいです! (2021年2月7日 14時) (レス) id: 5aa5476ce3 (このIDを非表示/違反報告)
- その後の話しがみたいです (2021年2月6日 17時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
もにぃ(プロフ) - ニナさん» 書き方褒めてもらえるの凄く嬉しいです!!ありがとうございます!! (2021年1月28日 22時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます!これからも更新頑張ってください! (2021年1月28日 18時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もにぃ | 作成日時:2021年1月22日 21時

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