110話 ページ19
『3つ目のボールを当てた人が倒したことにする。2人倒した者から勝ち抜きだ。ルールは以上』
俺は目良ちゃんを起こし先にターゲットとボールを貰いステージから下りる
目良「説明ありがとう…えー…展開後ターゲットとボール配るんで全員に行き渡ってから1分後にスタートします」
今まで俺たちがいた部屋が壁や天井が動き…と言うよりは広がり演習場が現れる
無駄に大掛かりなこった
『悪ぃが俺は別の場所に行かせてもらう
全員また後で会おう』
俺は山の方にいき狙いやすい場所に立つ
戦いは既に始まっている
スタートの合図とともに他校生が一斉に俺を狙う
『“雄英潰し”話には聞いていたがユーモアのない戦略だ』
「潰してやんよ！」
「勝たせてもらうよ！！」
女子は地面を操り俺の周りを囲いボールを投げるがそんなもの当たるわけがなく蹴り返す
『いい考えだが応用がなってねぇ
ルーブクロー！！』
壁を壊し、足場を無くせばあとは落ちるだけ
「それだけか？はっ！雄英もいい子ちゃんだな」
「殺す気で来いよ！！」
なんだこいつら馬鹿か？
『お前ら…ちっぽけな脳みそ使って考えろ
もう既にお前たちは負けだ』
「うそ！！動けない！」
女子の言葉に他の生徒達が動こうとするも動けない…
『いい見物だぜ』
俺はとびきりの笑顔で嘲笑う
『クロ…』
クロは俺の影からボールを持って出てくる
『お前たちのボールは頂くよ』
「いつの間に！！」
ボールを全て上に上げ片足に集中させ筋肉を増強し蹴り飛ばす
『ウルフ…』
ボールは体にあたり条件を達成する
『いいチームワークだった。個性の応用が出来れば実践ではもっと役立つぞ』
目良「早くも通過者…うお！？脱落者200名！！」
200人…そんなにいたのか
ターゲットがヒカリ控え室に行くようにと音声が流れる
「あ、あの！」
腕を掴まれ振り向くと土を操った女子がいた
燈「私！燈あかりって言います！大神さんに質問いいですか？」
『いいがその前にコレ』
俺はポケットから絆創膏を取り出しあかりの頬に貼る
『擦りむいてた。落ちた拍子にやったんだろう。悪かったな』
燈「い、いえ大丈夫！」
照れる彼女はどこか凛に似ていて可愛いと思った
『で、質問って？』
燈「なんであの時私達動けなかったんですか？」
あぁその事か
『ブルーグレー出てこい』
俺がそう言うとあかりの影から俺の狼たちが出てくる
『この子達が影に入り動きを止めた…それだけ』
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猫大好き(プロフ) - 更新停止状態ですが、更新はするのでしょうか？お話が面白く一気見しちゃったのでぜひ更新してくださるととても嬉しいです！！！！待ってます！ (2020年9月11日 20時) (
レス) id: 9c699bdb39 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - とても面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2020年5月16日 16時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
英来(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！次の更新楽しみにしてます！ (2020年4月26日 15時) (レス) id: c2e895435f (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。更新頑張ってください! (2020年4月19日 20時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
星の桜(プロフ) - ライキさん» いえいえ、この様なコメントにも返信を頂き本当にありがとう御座います...これからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライキ | 作成日時：2019年6月24日 23時
