105話 ページ14
切島「大神は強い！どんな時だって強い！」
麗日「そうだよ！体育祭の時だってAちゃん励ましてくれたじゃん！」
切島「立花だってお前が助けたから今のあいつがいるんだ！
昔は…守られてたかもしれない。だけど今は違う！お前には守れる強さがある！」
なんだよその自信…どっからそんな根拠が浮かんでくんだよ
本当…馬鹿ばっかでこっちが困るな
『なんで切島が泣いてんだよ…てかみんな泣くなよ』
さっきまでの威勢はどうした
切島「悪ぃ大神…今までそばにいたのにお前の気持ち気づいてやれなくて…合宿の時もお前を助けてやれなかった…ずっと後悔してた」
『はぁ？そんなもん後悔もくそもあるか。神野の時お前と緑谷達が助けに来てくれた…それだけで十分じゃねえかよ
気持ちなんざ察しろ感じとれしか言えねぇよ』
轟「大神が言うって選択肢はないのか」
轟…お前ってやつは
『てめぇらが察すればいい！後悔してんだったらな俺のそばにずっといろ。俺に何かあったらお前が守れ。守らせてやる許可をやろう』
切島「お、おう？」
芦戸「なんか今の言葉…」
蛙吹「私も思っちゃったわ」
「「「プロポーズ！！」」」
…は？
いやいやいやいや別にそんなつもりで言ったわけじゃねぇし。確かにそう聞こえたかもしれねぇけど…
切島「大神！お前は俺が絶対守る！」
周りからの黄色い声と男子のついに言ったという言葉で頭が混乱してきた
『もうお前ら帰れ！！さっさと帰れ！！』
皆見舞い品を置いて帰っていく
八百万「気持ちはハッキリ言わないとダメですわよ」
麗日「自分に正直に！」
百とお茶子にそう言って部屋を出て残っているのは俺と切島だけだった
しばらくの沈黙。
切島「なあ大神…」
先に沈黙を破ったのは切島だった
切島「さっきはえっと頭突きして悪かったな」
『気にしてねぇよ…あれで目が覚めた』
2人だけなんて今まであったのに今日だけは何故か心臓がうるさい
切島「こういう時に言うのもあれだけどさ大神」
切島はいきなり俺の前で膝を立てて手をとる
切島「俺は大神の事が好きだ。じいさんとばあさんになっても大神と一緒にいたい、俺と付き合ってください！」
切島が俺のこと好き？…まさかの両片思いだったことに驚いたが嬉しかった
自然と涙が溢れてくる
『俺も…切島の事が好き…こんな俺で良かったらよろしくお願いします』
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猫大好き(プロフ) - 更新停止状態ですが、更新はするのでしょうか？お話が面白く一気見しちゃったのでぜひ更新してくださるととても嬉しいです！！！！待ってます！ (2020年9月11日 20時) (
レス) id: 9c699bdb39 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - とても面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2020年5月16日 16時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
英来(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！次の更新楽しみにしてます！ (2020年4月26日 15時) (レス) id: c2e895435f (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。更新頑張ってください! (2020年4月19日 20時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
星の桜(プロフ) - ライキさん» いえいえ、この様なコメントにも返信を頂き本当にありがとう御座います...これからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライキ | 作成日時：2019年6月24日 23時
