ノンフィクション【作者の話】

フィクション ページ9

嫌な担任から逃れまたいつか心から笑えると思った。


だけど現実はそう簡単には行かなかった。


今度は女の人が担任になった。


大丈夫。女の人ならAのことを分かってくれるはず。


熱心な人だけどどこか違う。めんどくさい事にはなるべく関わろうとしない。


強いひとの味方をするAにとっての最悪の担任でした。


また、人に恵まれなかった…なんでやろうね、


少し経ってから部活見学をしに行った。


兄の友達は明るくて面白くて優しい人ばっかりで好きだった。


いつも声をかけてくれた。


「お！Aちゃーん元気？学校慣れた？」


『うん！まあまあかな！』


みんなこんな感じだった。優しすぎる…兄の友達といる時だけは本当の笑顔でいれたのかな？


分からないけど楽しかった。


話は戻って、部活はバスケットボール部に入った。


理由は簡単。塾で一緒の先輩に誘われたからだ。


誘われたことが嬉しかった。それに嫌いな人がバレー部に入ると言ったから…だから入った。


初めての部活の日自分の目を疑った。

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