不死川実弥 ページ9
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『好きです!不死川さん!好きなんです!!私を見て下さい!』
怖、何アレ。炭治郎との稽古中。何故か稽古場でそんな言葉が聞こえてきた。執念く言い寄られているのは紛れもない私の彼氏。不死川実弥ではないか。
『ねぇ!不死川さん!!本当に好きなんです!!おはぎ!おはぎありますよ!!食べますか!』
「ウルセェ........。」
心底不愉快そうな顔。それでもめげずに女の子は実弥の目の前でおはぎを差し出す。好物のはずなのに彼は受け取る素振りも見せない。
「Aさん、放っておいて大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫。」
実弥達の会話を片耳に、「続きをしようか」と炭治郎の方を向き直った。背後では「いらねぇって言ってんだろ!」なんて声が聞こえてくる
「あ。」
炭治郎が何かを見たようで、一言「あ」とだけ発した。どうしたの、と問い掛けようとしたら不意に後ろから腕が回されて抱き締められた
「!?実弥?」
「テメェ。俺が女に絡まれてるってのに何も言わねェのかよ」
むす、とした表情でぐりぐりと私の肩に額を押し付けてくる。女の子はどうしたの、と聞こうとした直後、
『な、何してるんですかぁ!!』
との事。
「悪りィけど、俺、Aから離れる気ねェからよ。どっから俺の好物仕入れて来たかは知らねェが、こいつが作ったおはぎしか食わねェよ。」
「........バカ。」
恥ずかしい。炭治郎も居るのに、目の前でそんな事言わないで....。女の子は走って何処かに行っちゃうし、炭治郎は空気の読める子だから「また後で!」と善逸達のとこへ行っちゃうし。
「A、あんまり他の野郎と仲良くしてんじゃねェぞ。テメェは俺の女だろうが」
女に興味無いくせに、私にだけ見せてくれるヤキモチ妬きな一面に優越感を感じちゃう。
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リクエスト より。Thanks (!!)
口調が迷子です。申し訳ない....。
リクエスト頂いたキャラは書かせていただきます!書きやすい方から順に書いてますので、気長に待っていただければ幸いです!
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らびっと - 評価300票目頂きました(言わんでいい)神作ですね。リクで、村田と後藤のお話を書いてもらえませんでしょうか。頼みます(切実) (2020年1月19日 20時) (レス) id: e04dff07ef (このIDを非表示/違反報告)
りなな - リクエストで、獪岳お願いします!! (2020年1月10日 19時) (レス) id: 7fbca9c2a2 (このIDを非表示/違反報告)
新人 - めっっっちゃいいです!リクエストでカナヲお願いします! (2019年12月21日 21時) (レス) id: 6e9936a4cb (このIDを非表示/違反報告)
りな - 凄く良かったです!!リクエストで堕姫ちゃんお願いします!応援してます!! (2019年10月4日 22時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
【刃】(プロフ) - リクエストで悲鳴嶼さんをお願いしても良いですか? (2019年10月4日 2時) (レス) id: 78787ee302 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るん | 作成日時:2019年9月25日 22時