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竈門炭治郎 ページ1

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『た、炭治郎くん!好きです!』


鍛錬の合間の休憩中。水を飲みに行こうと歩いてたらあらまあ偶然、私の彼氏が女の子に告白されているところに遭遇。見て見ぬ振りをしようとしたけれどやり取りが聞こえて立ち止まってしまう。




『ま、前に助けてもらった時、その姿が忘れられなくて....よ、良かったら私と付き合って下さい!』


可愛い小柄な女の子。炭治郎は耳を赤く染めて戸惑っている。彼がちゃんと断る事は知ってるけど、そんな心情とは裏腹に建物の影からこっそり覗いた




「気持ちは嬉しいよ、すっごく!でも、ごめんなさい。俺、付き合ってる人がいるんだ。だから、君の気持ちには応えてあげられない。」

『どうしても、駄目ですか?一緒にお食事だけでも....』

「駄目だよ。ごめん。俺、彼女の事大切にしたいんだ。傷付けてしまう様な事はしたくない。」

『....炭治郎くんの彼女さんは幸せ者だね」




女の子が泣きそうな顔で炭治郎の顔を見詰めた。女の私でも可愛いと思ってしまう。けど、炭治郎が発した言葉に私は不躾ながら、嬉しいと思ってしまった。




「ううん。俺が幸せ者なんだ。素敵な彼女にいつも支えてもらっている。だから、どんな困難でも立ち上がって来れたんだ」

「........炭治郎」



炭治郎の真っ直ぐな言葉に女の子は『分かりました』と呟いて走り去ってしまった。見つかる前に私も逃げようと踵を返したところ、背後から大好きな声が聞こえて、




「A、盗み聞きは良くないぞ」

「え....」

「匂いで分かるよ。それで、どうして隠れてたの?」

「.. ちゃんと断るかなって。疑ってるわけじゃないけど」

「俺がこの先、命を懸けて守りたい相手はずっと、Aだけだよ。」




そう言って抱き締めてくれるから、やっぱり彼には敵わないって実感してしまう。



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我妻善逸→



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らびっと - 評価300票目頂きました(言わんでいい)神作ですね。リクで、村田と後藤のお話を書いてもらえませんでしょうか。頼みます(切実) (2020年1月19日 20時) (レス) id: e04dff07ef (このIDを非表示/違反報告)
りなな - リクエストで、獪岳お願いします!! (2020年1月10日 19時) (レス) id: 7fbca9c2a2 (このIDを非表示/違反報告)
新人 - めっっっちゃいいです!リクエストでカナヲお願いします! (2019年12月21日 21時) (レス) id: 6e9936a4cb (このIDを非表示/違反報告)
りな - 凄く良かったです!!リクエストで堕姫ちゃんお願いします!応援してます!! (2019年10月4日 22時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
【刃】(プロフ) - リクエストで悲鳴嶼さんをお願いしても良いですか? (2019年10月4日 2時) (レス) id: 78787ee302 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るん | 作成日時:2019年9月25日 22時

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