らぶみー、義勇さん

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宇髄「A、どうした！この程度か！！もっと派手に暴れても良いんだぜ？」

「宇髄さんが本気出し過ぎなんです！！稽古ですよ！！これ！！」

善逸「あの人怖い、」




賭けをしたせいで宇髄さんは本気モード。ガンガンに技を繰り出してくる。



宇髄「音の呼吸、壱ノ型、轟！」

「待って待って！！」

竹刀とはいえ、こんなもん食らってたら死ぬわ！！アホ！！


宇髄「横がガラ空きだぜ！！」




脇腹を狙って竹刀を振りかざす、



「妖の呼吸、肆ノ型、ぬりかべ」


剣が硬く平たい刃へと変わった。脇腹に迫っていた竹刀を受け止めるその硬さは玖ノ型よりもはるかに硬い。鬼の歯も爪も、受け止める事が出来れば貫通させない程。




宇髄「派手に良い感じじゃねえか！」

「怪我しない程度でお願いします！！」

宇髄「そりゃあどうかな！」




宇髄さんの右足が私の右腕に力強く当たる。勢い良く吹き飛ばされるも受け身を取って体制を立て直す。




善逸「ちょっとォ！？宇髄さん！！いくらなんでもAさんだって女だよォ！？もっと優しくしなよォォ！！！」

「ちょ、善逸うるさ、」





野次馬の如く叫ぶ善逸に、宇髄さんは「あーあー、うるせえ」と聞く耳を持つことすらしない。


「善逸、大丈夫だよ！今の倍、宇髄さんには痛い目にあってもらうから！！」

宇髄「おいまじか」





今の一撃はさすがに私もカチンと来た、ので本気で行きます！！！




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