らぶみー、義勇さん

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童磨「ねえ、Aちゃんはその男が好きなの？」

「そうだけど！？何！！」

童磨「人間なんて死んでしまったら終わりじゃない？怪我しても直ぐには治らないしさ。」

「で？」

童磨「絶対鬼になった方が良いよ。Aちゃん凄く強いしさぁ」

「悪いけど、断らせてもらうよ！！遠慮！！」




にっこりと笑う童磨。怒りの温度がこれ程かという程に溢れ出ている義勇さん。



義勇「Aには触れさせない」

童磨「さっき触れたよ。抱き締めたし、口吸いだってした」

「覚えてろよまじ。勝手に人の初めて奪いやがって」




初めて、と聞いた瞬間表情が明るくなる。おいまじで誰かコイツの首斬ってくれ！！！！




義勇「悪いな。」




そのセリフを言うと同時に、義勇さんに腕を引っ張られた。口の端、に義勇さんの柔い唇が触れた




「え....え、ええ！？！！」

童磨「....」

義勇「これで、コイツに口吸いをしたのはお前だけじゃない」




童磨はがっつり唇だったけど義勇さんは配慮してか、口の端。それでも嬉しすぎると言うか何故こんな事！？義勇さん私のこと好きなの！？！！あんなに付き合わないとか言ってるのに、？！！






童磨「........俺、君は嫌いだ。」

義勇「同感だ。」





待って私なんか最高に居心地悪いんだけど！？！！いや、義勇さんの唇を下さったのは凄く嬉しいけれど！！！！！！



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