らぶみー、義勇さん( 弐 )

拾肆 ページ14

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邸に戻って、私は速攻で部屋へダッシュ。きがえたい、取り敢えず着替えたい



宇髄「冨岡、お前アイツの首元に痕残したろ。」

義勇「！？」

宇髄「見えるぞ、アレは。ったくよォ、好きならとっとと付き合え」

義勇「....違う」

宇髄「お前、うかうかしてると他の奴に派手に奪われるぞ」

「き、が、え、たー！！！！！」





何か話していた様だけど気にしない。


宇髄「おー、普段通りだな」

「やっぱり隊服が一番！！！」





それにしても、義勇さんめっちゃなんか見てくるな？何？？


義勇「それなら見えない」

「え？何が？」

宇髄「痕だよ、痕。」

「え！？気付いてたんですか！？」

宇髄「着物じゃ見える。」





ワォ、恥ずかしいな。気付いてて何も言わなかったのか宇髄さん、さすがだな。



宇髄「て事で、俺は退散するわ」

「え！？」

宇髄「じゃあな。後は若い奴等で宜しくしてな」





ヒラリ、と手を振って何処かへと行ってしまう宇髄さん。取り残された私と義勇さん。



「まあいっか！」

義勇「........一つ、聞いてもいいか」

「？何ですか」

義勇「お前はもし、他の者に好きだと言われたら、....その、....」





珍しい、義勇さんが口籠っている！！！


義勇「........そいつの元へ行くか？」





え！？何！宇髄さん何言ったの！！！


「行きませんよ！！！私は義勇さん一筋ですよ！？」

義勇「....そうか」





くっっっそ可愛いな！！何だその安心感に満ちた顔！！もう私のこと大好きじゃん！！！！無理！！！可愛い！！！！！！




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