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拾参 ページ13

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「義勇さん!!絶対私のこと好きですって!」

義勇「....っ、」

「ね!?認めましょうよ!!」




立場逆転。今度は私が義勇さんに詰め寄る。認めさせようと必死になっていたところ、



宇髄「オイ、何してんだ」

「宇髄さん!!」



やべ、と緩んだ着物を着直して、義勇さんの腕を引き、路地から出る。



「で、鬼の情報は!」

宇髄「ああ、逃げられた」

「は!?」

宇髄「どうやら、さっきお前を襲おうとしてた客がそうだったらしい」

「え!?!!!人間に化けるの上手すぎだろ!!!!」




びっくりなんだけど!!!あんな近くに鬼いたのに気付かないとか私らもやばいな!!!!!!




宇髄「それにしても、お前は何でそんな鬼に好かれるのかね」

「知らんわ!!!私が聞きたいよ!!」

宇髄「上弦の鬼といい、客に紛れた鬼といい。何か鬼を惑わす魅力でもあんのかね、お前に」

「ない!いらない、そんな魅力!!!!」




道の端でそんな事を言い合う私たち。義勇さんはさっきの出来事のおかげで、黙りしたまま。



宇髄「大丈夫か、冨岡」

義勇「....問題ない」

宇髄「顔赤いぞ。熱かァ?」

「とりあえず!!一旦邸に戻りましょ!私着替えたい!!」




怪しげに義勇さんを見る宇髄さんの背中を押してそう促すと渋々頷いてくれた



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えむ(プロフ) - 初めまして突然すみませんこちらのお話読ませていただいたのですがとても面白いです大変だと思いますが更新頑張ってください、楽しみにしています! (2020年2月4日 13時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
紅芋 - 富岡さん!かわいい!更新楽しみにしています! (2019年10月27日 6時) (レス) id: e9831dc3ed (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - あっ、好きぃっLoveYouぎゆーさん!これからも更新頑張ってください!! (2019年10月20日 0時) (レス) id: aebba032ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るん | 作成日時:2019年10月12日 19時

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