壱 ページ1
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目を覚ますと、霧が掛かった様な真っ暗闇の中。
「童磨の中か....」
取り込まれたんだ。辺りは静かで、何一つ聞こえない、静寂な暗闇。
「どうやって抜ければ....」
光がないせいで出口があるのかも分からない。どうしよう、と思考を巡らせる
『〜、...〜」
「？」
何か聞こえる。外からだ。でも、何を言ってるのかはっきりと聞こえないけど、この声の主は、
「義勇さん....？」
絶対にそうだ。童磨と戦ってるんだ
童磨「...君は、死ぬんだよ」
まずい、このままじゃ義勇さんが危険な目に！！早くここから出なきゃ！！どこも怪我はしていないし、刀もある。私の呼吸は、妖。絶対に出れる！！考えろ！
「全集中、」
深く息を吸う。刀を抜いて構え、集中力を高める。この霧さえ無くなれば出られるかもしれない、確信は無いけれどそんな気がする。霧は切れない、なら、燃やす型を！
「妖ノ呼吸、弐ノ型、輪入道！！！」
刃が炎に包まれる。車輪の如く、空中で一回転しては炎が霧を斬り裂いた。
童磨「っ！？！」
しぶとい、刀を持つ手がガタガタと震える。頑張らなきゃ、
義勇「A！！！」
外から聞こえる義勇さんの声、刀を強く握り締めて、
「壱ノ型！！！雷獣！！」
ビリビリと雷が走る、天空から落雷。光だ！！その光目掛けて一息に刀を振るった。
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えむ(プロフ) - 初めまして突然すみませんこちらのお話読ませていただいたのですがとても面白いです大変だと思いますが更新頑張ってください、楽しみにしています！ (2020年2月4日 13時) (
レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
紅芋 - 富岡さん!かわいい!更新楽しみにしています！ (2019年10月27日 6時) (レス) id: e9831dc3ed (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - あっ、好きぃっLoveYouぎゆーさん！これからも更新頑張ってください！！ (2019年10月20日 0時) (レス) id: aebba032ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るん | 作成日時：2019年10月12日 19時
