ー関西の紅一点の物語Ⅴ ー (ページ8)

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◎ 素直な私も② ページ8

西畑said.

アプデの番組ロゴとなにわ男子様と書かれた楽屋に入ると寝てるA

華ちゃん事前に連絡貰ってたから驚きはせんかったけど、顔色悪いなーと思いながら近くに腰掛ける

楽屋のメンバーはあと橋橋やねんけど、2人はまだ来てないみたい

「 …………ん、？」

西畑「お、おはようさん」

「だい、ご …… ？」

西畑「大吾ですとも。しんどいんやって？」

「んー、ちょっときつい」

素直に言うくらいやから、よっぽどなんやろな。

Aが寝てる間に来たはっすんと恭平はそれぞれメイクと自販機に。

高橋「 .........あ、Aちゃん起きたんすね」

とか言ってたら帰ってきた

高橋「これ、もし必要やったらどーぞ」

楽屋に来た恭平に、
Aちょっと具合悪いらしいねんって伝えたら
じゃあ温かいお茶でもってわざわざ買いに行ってくれた

普通の水は楽屋に置いてもらってるし、温かいのやとホットタオル代わりにもなるからな

誤解されがちやけど、恭平は恭平でなんだかんだ周りのこと考えてる

ありがとうと微笑んでお茶を受け取ったAの顔色はまだ悪いまま

「いつもはちょっとしたら治るねん …… 雑誌の撮影やったからかな」

西畑「体調悪いときフラッシュきついよな」

大橋「メイクも最後にしてもらえばええし、もうちょいゆっくりしとき？」

いつの間にか帰ってきてたはっすんの言葉に素直に甘えて寝たいみたいなんやけど、さすがに寝すぎて寝れへんみたい

大橋「今はどんな感じ？」

「うーん、ぐるぐるする。あと、ちょっと気持ち悪いかも」

大橋「そかそか､吐きそうなったら言うて？恭平に貰ったやつ目に当てて寝転んどき」

恭平もいる前で本音吐くぐらいきついんやなぁ、

俺とかはっすん、丈くんに弱音吐くことはあっても
年下組がおる時はなかなか言わんし、
普通に振る舞うねんけど、それすらしんどいんやと思う

「しゃー！！いこ！」

気付けば寝ていたAは、メイクギリギリで起きたあとさっきまでが嘘のようにはしゃいではった。

素直なのも、強がりなんも受け止めるし、
元気でおるのが1番やけど、治りたてやし、
さすがにもうちょいテンション抑えた方がええと思うで？( 笑 )

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