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大吾said.
向井「流星、何があったん。」
そう、聞かれることはなんとなく予想してた
俺らがレッスン室戻った時いちばんに視線を感じたんはこの二人で、おおにっちゃんがパニックになった時、康ちゃんはそばにおった。
その事を俺らが聞いた時、丈くんは俺らのそばにおった。
いつか聞いてくるんやろうと思ってたけど、いざ聞かれるとなあ、...
藤原「...平気、ってどういうこと。なんで流星は泣いてたん？」
向井「...こないだの話、関係してるんとちゃうん」
いくつもの質問が飛び交う中で、俺と龍太くんは口を開くことが出来んかった。
康ちゃんの言う、「こないだの話」
それは、正門や、龍太くんも勘づいた最初のおおにっちゃんの異変の話。
向井「ただ単に興味があって聞いてるんやなくて、なんかあるなら俺らも流星の力になりたいねん、...」
康ちゃんと丈くんの気持ちは痛いほどわかるし、話せるもんなら話したい。
けど、これは俺らが勝手に判断して話していいような内容じゃないんや、...
俺らの答えは
室「...ごめん、俺らからは話せへん。」
口を閉ざすことやった。
藤原「...大吾も、？」
首を横に振ると、二人は顔を見合わせて、ため息をついた。
向井「...そっか、なんか、...ごめんな」
室「...俺らも、ホンマにごめん。」
西畑「康ちゃんと、丈くんを信頼してないとかじゃなくて...」
藤原「分かっとるよ、...重要な内容ってことが分かっただけでも十分や、」
向井「...じゃあ、先戻ってるわ」
ひらひらと手を振って二人は来た道を戻って行った。
室「...はぁ、やっぱり聞かれるとは思ってたけど、いざ聞かれると困るもんやな」
西畑「...ですね、なんか、...申し訳ない、」
室「でも、これが流星のためやし、...最善やと思うよ、俺は。」
二人の背中を見つめながらそう話す龍太くんは、少し悲しそうに見えた。
特に康ちゃんとはずっと仲良くて、隠し事なんか滅多に、してこやへんだ分俺以上に龍太くんは、申し訳なく思ってるんやろな、...
俺も、口には出さんかったけど心の中で ’’ごめん’’
と呟いた。
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merrr(プロフ) - 大西優菜さん» ありがとうございます！！初めてコメントを貰えてほんとに嬉しいです...これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年12月20日 18時) (
レス) id: 06954d9d32 (このIDを非表示/違反報告)
大西優菜 - 面白いです!!これからどうなるのか気になります！頑張ってください!! (2018年12月20日 11時) (レス) id: 7bf86e6551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：merrr | 作成日時：2018年12月14日 22時
