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流星said.
荒れたリビングの中、唯一何事も無かったソファに僕が腰掛けて、その周りを囲むように3人が立っていた。
前、逃げたからガード固めたんやろなあ...なんて。
しばらく続いた沈黙を破ったのは
...龍太くんやった
室「...流星、なんで言わんかったん」
...迷惑をかけたくなかった
今だって思ってる。
室「...流星！！...なんで、なんでこんなんなるまで言わんかったん.....」
龍太くんはぐちゃぐちゃなままの部屋を見ながら、滅多に見ることの無い少し怒りのこもった悲しそうな表情を見せた。
同じように立ち尽くす大ちゃんと正門くん。
大西「...ごめん、なさいっ、」
そんな三人に僕はひたすら謝り続けた。
同時に溢れ出す涙は止まることを知らなくて、僕の視界をぼやけさせた。
西畑「...おおにっちゃん、俺らは、俺らの予想とかやなくておおにっちゃんの口からほんまのこと聞きたい。」
僕の手首に視線を落としながらそう話す大ちゃんは悲しそうに見えた。
...言ってしもたほうが楽なん？
ここまでこんなに迷惑かけてきたのに？
迷惑かけるんはもうここまでで十分。
そう、思ってたのに
正門「...大西さん、もし言うの躊躇ってる理由が俺らに対しての迷惑とか、そんなんやったら.....」
” そんなこと気にせんでええから、話して ”
正門くんのその一言は、僕の胸にドスン、と重くのしかかった。
なんで全部分かっちゃうん？
なんで気づくの？
なんで、...
大西「...んで、そんなにっ、優しいのっ...」
なんで、？
こんなに巻き込んでしもてるのに、ほんまなら関わらんでいいことやのに。
迷惑そうな顔ひとつもせんと、寄り添ってくれようとするん？
室「...なんで、ってそんなん、...流星が仲間やからやろ？」
大西「...っ、...え？」
気付けば3人ともしゃがんでて、僕のことを下から見上げてた。
やっぱり、お兄ちゃんやなって。
室「...流星は、俺らにとって大事な大事な後輩。仲間やから。...それだけじゃあかん？」
西畑「...おおにっちゃんに、抱え込んで欲しくないんや、.....話して、くれへん？」
面倒くさそうにせずに、僕なんかにきちんと向き合ってくれる三人に
...話す決心がついた。
☆作者より
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これからも引き続きお願いします。
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merrr(プロフ) - 大西優菜さん» ありがとうございます！！初めてコメントを貰えてほんとに嬉しいです...これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年12月20日 18時) (
レス) id: 06954d9d32 (このIDを非表示/違反報告)
大西優菜 - 面白いです!!これからどうなるのか気になります！頑張ってください!! (2018年12月20日 11時) (レス) id: 7bf86e6551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：merrr | 作成日時：2018年12月14日 22時
