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「約束。帰ったらすぐにお風呂入って、歯磨きして寝るんだよ」
『ん。分かってるよぉだ。過保護お兄さんがいるからねぇ』
「過保護、過干渉で結構！(笑)」
『へへへへ。そこが好きなの。ぜーんぜん見た目じゃそんな感じしないのに』
またノートを広げて、勉強し始めた。
「ええ？そう？」
『うん。女なんてみんな一緒だろ。釣った魚に餌やらないってタイプに見える。てか最初はそう思ってた(笑)』
「えええー！ひどい(笑)まぁ……色目使ってくる人にはそうだったかもだけど、Aちゃんにはそんことないよ！？」
『釣った魚に餌あげない節はあった気がするけど？』
「いやいやいや、それはなかなか踏み込めなかっただけでだね？」
『んふふ。そういうことにしておこう。さっ、お仕事してくださいね。店長さん？』
「ありがとうございます(笑)」
そして次の日、試験が終わって帰ってきてすぐにソファーで寝てしまったらしい。
空が暗くなったのも気付かないままずっと寝てたらしい。
そして俺が仕事から帰ってきたのも気付かない。
風邪引くだろうが。
「A〜。A？おーい、Aちゃーん？」
『んんん……ぉかぁり〜』
おかえり言えてないの可愛い。
「風邪ひく。お風呂は？メイク落としなよ？試験は？どうだった？」
『自己採点、80超えた。結果、3ヶ月後』
「さすが！」
『ぅんんーーー！お腹空いたなぁ。昨日の煮物残ってたからあっためて食べよっか。冷凍のご飯しかないけど。ごめんね？』
「あー、いい、いい。俺やる。先お風呂はいんな？」
『ありがとぉ〜。助かるぅ』
体を思いっきり伸ばして、腕も俺に伸ばしてくるから抱きしめながら身体を起こした。
ちょっと痩せた……？
ウエスト周りが薄くなったというか……？
「A……？あのさ？痩せ……」
『ちょっ、どいて！』
「えっ？！ちょっ……！」
俺の手をすり抜けて、トイレに一目散。
ドアを閉める余裕もなかったのか、えずく声がしたから
急いでトイレに向かって背中を撫でた。
「大丈夫？」
『ぅう……何とか……。急に気持ち悪くなって……吐いちゃった……』
「なんか出先で合わないものとか変なもん食べた？」
『いや……濃い目のコーヒーと、たまごサンド……』
卵が当たった……？いや、加熱してあるやつだろうし、半熟だとしても……
濃いめのコーヒーが原因か？
だとしても……。
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鈴(プロフ) - ひろさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございました！作品は全て残しておくので、暇つぶしや現実逃避にお使いください（笑）本当にありがとうございました！！✨ (1月11日 23時) (
レス) id: f99e8ea2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 鈴さま、完結おめでとうございます。そしてありがとうございます✨本当に楽しく読ませて頂きました。鈴さまのお話が大好きなので「終らないで〜」と、思いながら読んでおりました。寂しくはなりますが、作品は残して頂いただけるようなので、またここにきます! (1月11日 21時) (レス) @page24 id: eac3027fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴
| 作成日時：2023年12月9日 0時
