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強いね。
強いけど、いつもそうやって言う顔はちょっとだけ泣きそう。
だからほっとけない。
だから愛おしい。
だからそばにいたい。
「うん」
『ありがとうね？』
「ふふふ。いいえ。待った先に幸せしか無い未来しか見えなかったから大丈夫。たまにAちゃんがいろんなものに追い詰められてて心配になった時はあったけどね？」
『うん(笑)あれもこれもって良い意味で欲張ってたら首絞まってて焦ってた』
「あんまり無理しないように。これからも」
『気をつけます。これでさ？一旦終わりだからさ。資格は』
「そうなの？」
『うん。ギッチギチに詰めたからこれでおしまい。この資格、3年の実務経験が必要だったからさー。受けたくても受けられなくて』
「そうなんだ。資格も色々あるもんねー」
『うん。これでちょっとだけ潤の役に立って仕事できるかなぁって』
「十分すぎるって(笑)」
『あっはは！そっか。でも持ってて損ないから！』
「それはそう！」
そのあとウトウトしちゃって気付いたら夕方近くになってて
Aちゃんもいつの間にかブランケットを掛けて、口を開けて無防備にうたた寝中。
あ、ふわふわのヤツを俺にも掛けてくれてるわ。
足元に感じる、滑らかな肌触りが心地いい。
『んんんーーーっ！あ、おはよ！もう4時過ぎてるよ！？』
「まじ？！しっかり寝たわ(笑)」
スマホの画面を俺の顔に突きつけてくる。
『ちょっとのつもりがぁ(笑)あ、っはは、見て！みみず這ってる！！』
そう言ってルーズリーフを見せてきて笑った。
「あっははは！本当だ！見事なみみずが出来上がってる！」
『ひっさびさに見た！消そ(笑)』
「いっぱい出来たみたいだね？」
『なんとかねー。頭使って寝たらお腹空いちゃった！潤は？朝よりは顔色よさそだけど』
消せたわって消しゴムのカスを払ってファイルに挟んだ。
「だいぶ体軽くなったからレンタカーでどっか食べに行こっか」
『賛成！！』
「んじゃ服を着て……え？えーーーー？！」
俺の手を強く引いて、いひひひ……とイタズラな笑顔を見せたと思ったら
一緒にプールに飛び込んでしまった。
『あっははは！プール入らないのは許さない！！』
「やったなぁ？(笑)」
深くはないから安心だけど、しっかり頭までずぶ濡れだ。
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鈴(プロフ) - ひろさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございました！作品は全て残しておくので、暇つぶしや現実逃避にお使いください（笑）本当にありがとうございました！！✨ (1月11日 23時) (
レス) id: f99e8ea2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 鈴さま、完結おめでとうございます。そしてありがとうございます✨本当に楽しく読ませて頂きました。鈴さまのお話が大好きなので「終らないで〜」と、思いながら読んでおりました。寂しくはなりますが、作品は残して頂いただけるようなので、またここにきます! (1月11日 21時) (レス) @page24 id: eac3027fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴
| 作成日時：2023年12月9日 0時
