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「はい。気をつけて帰ってくださいね」
ジ「次までにはクサイって言われないようにボディーソープ変えてくるから！ね！クサイ言わないで！」
マ「うるさいんだよ(笑)」
賑やかな部屋から、静かな部屋に戻ってしまった。
片付けはほとんどマドカさんがやってくれたから、自分の分を洗って部屋を覗く。
「大丈夫？」
『パン美味しかったね……。全部出たけど』
「うん。美味しかった。無理しないようにね？なんかあったらこの僕が駆けつけますからね？」
『んふふふ、頼もし〜。ありがと〜』
「仕事行くわ。お昼に食べられそうなゼリーも昨日パンの材料買うついでに買ってきたからさ。食べんだよ？」
『はーい。いってらっしゃい』
その後、調子がいい日と悪い日を繰り返しながらも、なんとかお腹の子たちは育っていく。
もちろん健診は2人で行く。
そして妊娠6ヶ月。
双子なだけあって、めちゃくちゃお腹が出て、もう産まれそう。
もちろん今はまだ絶対に産まれちゃダメだけど。
「座っててって！てか寝てて！」
『仕事辞めて暇。今日調子良い。つわり終わったもん』
「頼むよぉー」
『ケーキ作りたいのぉ！』
「ええ〜？！」
一応俺の言う通りキッチンの中の椅子に座るものの、ジタバタしてわがままAちゃん。
やめなさい、お腹大きいんだから。
和「潤くんの言う通りよ？」
翔「中じゃなくてこっちに座んなよ、ほら、隣おいで？」
智「大丈夫なの？そんなに動いてぇ」
雅「お腹出てきたねぇ」
『大丈夫です。気が紛れますから』
「んもぉ〜」
久しぶりに集まったみんなのことはもちろん、全然俺の言うことも聞いてくんない。
ケーキ作ってくれて助かるけど、店に出て来ないで欲しい。
連れてくる俺も悪いんだけど、家に1人で置いておくの心配なのよ！
双子だし！
『みなさん、今日は休日ですよ？ご家族と過ごされなくて良いんですか？』
雅「いーのいーの。久しぶりにAちゃんに会いたかったしケーキ食べたいし。んで、そのご家族にお土産にしたいんだけど……」
『いいですよぉ。ちょっと多めに作りますね』
翔「じゃあ俺も」
智「んじゃ、俺も〜」
和「……私はここで食べていきます……くそっ！！」
「俺の店で開店前から暴言吐くなよ」
和「俺も奥さん欲しい！バーチャルウーマンじゃ嫌だ！欲しい！！」
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鈴(プロフ) - ひろさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございました！作品は全て残しておくので、暇つぶしや現実逃避にお使いください（笑）本当にありがとうございました！！✨ (1月11日 23時) (
レス) id: f99e8ea2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 鈴さま、完結おめでとうございます。そしてありがとうございます✨本当に楽しく読ませて頂きました。鈴さまのお話が大好きなので「終らないで〜」と、思いながら読んでおりました。寂しくはなりますが、作品は残して頂いただけるようなので、またここにきます! (1月11日 21時) (レス) @page24 id: eac3027fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴
| 作成日時：2023年12月9日 0時
