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「あー?(笑)もぉ。ダメダメ。またもっと元気になっちゃったじゃん」


『したい……してあげたい』


真っ直ぐに俺を見つめて逸らさないし、俺もその視線に逆らえないからお言葉に甘えて、ね。


「じゃあ……俺と一緒にして?」


『うん……』


「ここが、俺は好きなの……」


Aちゃんの手をそっと俺の下半身に持っていって、握ってもらう。


『ん、覚えとく』


「Aからキスしてよ」


そう言うと首を伸ばして、ゆっくり下唇を食んだ。


薄目で俺にキスを一生懸命くれるから、愛おしさと、昂奮と、情欲がまた一気に溢れてしまって


舌を絡めて、深く執拗なキスに変えた。


「はっ……胸、触っていい?」


『うん……っん』


さっきより緊張していないのか、簡単に声を漏らした。


「ここ、硬くなってる……感じてる?」


『ぅんっ……』


「そんな可愛い声出したらすぐいっちゃうなぁ……」


『いっていいよ……?』


吐息混じりに言うから、元々あんまり残っていなかった理性は、簡単に無くなっていくのがわかる。


「いかない……いきたくない……。もっとAに触ってて欲しい……」


『いっぱい触ってあげるね……?』


「はぁ……うん、触って……」


『ここでいい?』


ぎこちなく俺のを握って上下するAちゃんの手。


気持ちいいんだけど、それだけじゃなくて


きっとこの状況が俺達を昂奮させているんだと思う。


車と職場以外で、初めての2人きりだけの空間。


絶対に誰にも邪魔されない時間。


お互いが思いあって触れ合うこの瞬間に。


「あぁ……いいよ。Aちゃんのも、触りたい……」


『触ってください……』


さっきまで触っていたそこに触れると、しっかり濡れて、滑らかになっている。


指にそれを擦り付け、下半身で主張し始めたそれと、入口を優しくなぞると


Aちゃんの身体が軽く反って、俺の身体にもっと密着した。


Aちゃんの固くなっているところを、円を描くように弄る。


腰が何度も小さく前後して、短い呼吸を繰り返した。


「はぁ……。触ってたら、指、入れたくなっちゃうなぁ……」


『んっ、いいよ、挿れて……?』


「ありがと。挿れるね……。ねぇ、さっきより濡れてる……」


『気持ちいいの、こうしてるだけでも……』


「嬉しい、そう言ってもらえて」

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作者名: | 作成日時:2020年12月16日 14時

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