35/千佳編：攻めて来る理由 ページ35
.
話をするにはボーダーが近くにいるためA達は少しはなれた所にある使われていない駅に来ていた
｢‥‥というかそもそもなんでお前達が一緒にいたんだ？｣
｢えっと‥‥待ち合わせの橋の下で知り合って‥‥‥｣
『自転車を押してもらって川に落ちた』
｢さっぱりわからん｣
そういえば自転車置いてきたな‥‥と考えていたAをよそに修は眼鏡を直しながらお互いの紹介を始める
｢‥‥えっ修くんと同級生！？じゃあ年上！？ごめんなさい。わたしてっきり年下か同級生だと‥‥‥｣
『いいよべつに歳の差なんて』
｢空閑はネイバーで‥‥じゃない。ネイバーについて詳しいんだ
千佳がネイバーに狙われる理由を知っているかもしれない｣
｢そっか、Aちゃんもボーダーの人なんだ｣
千佳の一言に修は驚くが濁してごまかす
Aは千佳の体質についてしばらく考える
『‥‥しかし、ネイバーに狙われる理由なんてトリオンくらいしか思い浮かばんなー』
｢トリオン‥‥‥！？トリオンが何か関係あるのか‥‥‥！？｣
『関係あるも何もこっちの世界に来るネイバーは大体トリオン目的だよ。
トリオン能力が高いやつは生け捕りに、トリオン能力が低いやつはトリオン器官だけとっていく。
そうやって集めた兵隊とトリオンを“むこう“の戦争で使うわけだ』
｢な‥‥！！なんでわざわざこっちの人間を‥‥！？｣
『そりゃこっちのほうが人間が沢山いるからだろうなぁ』
Aはこの数日間見てきた街を思い出しながらしゃべる
街の中には数えきれない程の沢山の人がいた
だからこの星に来る奴らも多いのだろうと思っていた
『ネイバー的にはトリオンの強い人間のほうがほしいだろうからチカがしつこく狙われているならそれだけトリオン能力が高いってことかもね』
そういって千佳の方を見るがボーダーのことについてそこまで知らない千佳には首を傾げる単語が頻繁に出てきていて、案の定首を傾げていた
｢トリオン能力？‥‥‥って？｣
｢ネイバーの武器を使うための特殊な力のことだ｣
『なんならためしに測ってみる？ねぇレプリカ』
｢そうだな、そうすればはっきりする｣
Aが指輪に話しかけると指輪の中にいたレプリカにゅっと出てくる
36/千佳編：・・・もしかして二人は───→←34/千佳編：初めまして・・・じゃない？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マーマレード(プロフ) - 林檎?さん» ありがとうございます！！受験終わったのでこれから頑張ります！！目指せ！アニメ追い越し！！(まだボーダーに入ってすらない) (2021年3月24日 23時) (
レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - イチゴさん» コメントありがとうございます！！楽しみに待ってくださってる分更新頑張りますね！これからもっとキャラ達と絡ませていこうと思うので待っててください！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 遊真成り代わりしかも愛され最高です！！！続きが楽しみです。 (2021年2月25日 9時) (レス) id: 5b2dfbf1b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
