23/学校編：助けたのは私じゃない ページ23
「は〜〜〜〜‥‥‥」
クラスメイトがいなくなった教室で修はぐったりと机に伏せた
モールモッドが学校に現れた事件から数時間後、A達はボーダーと先生達話し合いの元、学校を二日間閉鎖するという話などをして午後の授業は無しで終わった
「空閑、おまえ‥‥あんまりボーダーの人間に噛みつくなよ。怪しまれるぞ」
『あの女がやたら偉そうだったからつい‥‥』
私はああいうタイプ大っ嫌いだ。そう言うAに修は木虎は間違ってないと言った
「実際僕は何もできずに死にかけただけ‥‥皆を助けたのは空閑だ」
『なんだそりゃ？学校のやつらを助けたのはオサムでしょ？』
「‥‥‥‥え？」
『オサムが逃げ遅れたやつを助けて、そのあとやられそうになって、それを私が助けたんでしょ？』
私はオサムしか助けた覚えはないけどと言うAに修は思ってもいなかった言葉が帰ってきて驚く
『まったく‥‥自分の手柄も他人に勘定してもらわ泣きゃダメなのか？めんどくさいやつだねオサムは』
ほら帰ろう。そう言って教室から出て行ったAを修はハッとして追いかける
門の前まで来ると沢山の生徒が何かを囲んで集まっていた
何かと思い見てみるとその輪の中心に木虎がいた
「写真とっていいですか？」
「あー悪いけどそういうのはやめてくれる？写真なんて正直迷惑なの。芸能人じゃあるまいし‥‥」
そう言ったわりにはしっかりとポーズを決める木虎にAも修も？を浮かべた
『何やってんだ？おまえ‥‥』
その声に木虎はハッとすると咳ばらいをして自己紹介を始めた
「私はボーダー本部所属、嵐山隊の木虎藍。本部まで同行するわ」
「三雲くん。あなた派手に活躍してヒーロー扱いされたからって調子に乗らないことね」
本部へ行く途中、木虎は今日の出来事について修にやたらきつくあたっていた
修は何故こんなに絡んで来るのかと疑問に思っていた
「いや‥‥別に乗ってないよ。全然｣
「はっきり言ってあなたがいなくても私たちの隊が事態を収拾してたわ。あなたはたまたま私より現場の近くにいただけよ！」
そうはっきり言った木虎にAは攻めるつもりはないけど全然間に合ってなかったからねといった
「なんであなたがついてきてるわけ！？」
『ついてきたのはキミでしょ。私の方が先にいたもん。キミらを待ってたら確実に何人か死んでたぞ？キミはもっとオサムに感謝していいんじゃないの？』
24/イレギュラー門編：言い争い→←22/学校編：許可とってるの？
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マーマレード(プロフ) - 林檎?さん» ありがとうございます！！受験終わったのでこれから頑張ります！！目指せ！アニメ追い越し！！(まだボーダーに入ってすらない) (2021年3月24日 23時) (
レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - イチゴさん» コメントありがとうございます！！楽しみに待ってくださってる分更新頑張りますね！これからもっとキャラ達と絡ませていこうと思うので待っててください！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 遊真成り代わりしかも愛され最高です！！！続きが楽しみです。 (2021年2月25日 9時) (レス) id: 5b2dfbf1b2 (このIDを非表示/違反報告)
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