私のヒーロアカデミア少女と運命の刃７章 (ページ25)

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324話　ガッツだレッドライオットページ25

君の硬化なら、小細工考えるより、ゴリ押し技の方がいいよ

切島「………と、オールマイト言われたが、いざガチで考えると、おまえらと張り合える技がねえ」

上鳴「ん？」

爆豪「は？」

切島「おまえらは中遠距離攻撃があって、機動力にも長けてんじゃん。上鳴以外。俺はないわけよ」

瀬呂「あーー」

上鳴「オイ、もうケータイ充電してやんねーぞ」

切島「今でさえ、俺はパッとしねーことばっかだし、この先皆プロんなったとして…俺はどうやれば張り合っていけるのか」

瀬呂「意外と卑屈だよな、おまえ」

切島「嘆きじゃねえよ、思案だ、シアン！！」

爆豪「張り合うも何も、てめェ前にブレねー騎馬だとか言ってたじゃねえか」

切島「？」

爆豪「オールマイトの…神野での最後倒れねーってのは、クソ強ェだろ」

虹美「オールマイトのアドバイスで、ゴリ押し技が一番いいって言われたん？」

切島「そうなんだけどよ、考えても、考えても…思いつく技がねえんだよ…」

虹美「う〜ん、じゃあ切島くんさ、今どれくらい硬化を維持できる？」

切島「まぁ、個性伸ばしの圧縮訓練でかなり硬化維持が保てるんだけどよ…」

虹美「なら、こんな技はどうかな」

上げる、もっと！！もっとだ！！！

ー虹美「身体も、心も、常にもっと硬くすることを意識してみて」ー

身も！心も！！もっと硬く！！かためて！！

ー虹美「これを意識するのを忘れないで、「自分は絶対、倒れない」と」ー

絶対倒れぬ、壁となれ！！

バキバキバキバキ！！！

男「いでえーーーー！！！？」

個性伸ばしの圧縮訓練と、優威のアドバイスで到達した。現時点での最高硬度！！

切島「烈怒頼雄斗、安無嶺過武瑠！！」

ギギッガリギギギギゴガガガパキッ

男「何やこの音…軋んでんのか…全身が！！」

この状態を維持できる時間は、三〜四十秒程度…ただその間、俺は絶対倒されねえ！！！

切島「俺を見ろォ！！！」ｷﾞｬｷﾞｬ

男「ううう…！」ｼｭｯｼｭｯ

男「押し飛ばしたるわぁ！！！」ｽﾞｱ

一極集中！！

大量の刃物が一気に切島に集中する

男「！？」

後ろの人たちまだ逃げれてねえ！！店ン中にだってきっとまだ人がいる！こいつの刃を俺だけに向かわせろ！！！俺は

男「ぐぅ！！！」

硬化の男！！小細工よりも、ゴリ押しで

ー虹美「拳に自分の気迫を込めさせ、すべての一撃を拳にのせてぶつけるように！」ー

圧倒しろ！！！

切島「必殺！烈怒頑斗裂屠！！！」