私のヒーロアカデミア少女と運命の刃６章 (ページ24)

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273話　オールマイトのケジメページ24

するとオール・フォー・ワンは残念ながらも話を続けた…

AFO「きっと…こうかなァ…」

オールマイト「！」

AFO「今頃、メディアは君のいなくなった不安、そして新たなリーダーエンデヴァーへの懸念が重なりヒーロー社会全体の団結を訴えている…

一方で、不安定になりつつある空気を察知してヒーローを支持しない。いわゆる日陰者が起こし始める、自分たちも社会を動かせるんじゃないかと組織立って動き始める」

オール・フォー・ワンはまるで今の現状を把握するように話していく

AFO「弔たちはしばらく潜伏を続けるんじゃないかなァ…台頭する組織を見極める為にね。どこも勢力を拡げたいだろうから、ヴィラン同士の争いも頻発するだろうね

僕の描いたシナリオが正しく機能していればだいたいそんな流れになっているじゃないかな。仮にそうなっているとして…原因は全て君の偽りの姿と引退なワケだ

今後、君は人を救う事叶わず、自身が原因で増加するヴィランどもを指を咥え、眺めることしかできず、無力さに打ち拉がれながら余生を過ごすと思うんだが…」

するとオール・フォー・ワンはオールマイトに問いかける

AFO「教えてくれないか……どんな気分なんだ？」

ガタッ

オールマイトはその言葉に椅子から立ち上がる

『オールマイト離れて下さい』

AFO「心を言い当てられると人ってのはよく怒る！残念だなぁここじゃ僕を殴れない」

オールマイト「ﾌｩ…貴様だけが、全てすべてわかっているとは思うな…貴様の考えはよくわかっている…」

ーAFO「君が嫌がることをずぅっと考えてた」ー

オールマイト「お師匠の血縁である死柄木に、私……あるいは私と少年を殺させる。そして少女をそちら側に引き寄せる。それが筋書きだな」

AFO「で？」

ー祖父「それはダメだ俊典」ー

ーグラントリノ「おまえはもう奴をヴィランとして見れてない必ず迷う。素性がどうあれ奴は犯罪者だ」ー

オールマイトは覇気を込めた言葉を放つ

オールマイト「私は死なないぞ、死柄木に私は殺させない…私は殺されないぞ！優威少女を貴様なんかに渡さない…貴様の思い描く未来にはならない！」

AFO「"ケジメをつけに来た"って…それを言いに来たのか？」

するとその時…

『オールマイト時間です。退出を』

面会の時間が終わり、ゲートが開く

オールマイト「貴様の未来は…私が砕く…！何度でもな、貴様こそここで指を咥え、余生を過ごせ」

AFO「………フフ…フフフ…余生ね……」

ガシャン…